ソウルのマンション賃貸、月払いが初の過半数…平均家賃166万ウォン
このニュースをシェア
【10月23日 KOREA WAVE】ソウルのマンション賃貸市場で、2026年1~9月の契約に占める月払い方式「ウォルセ」の割合が初めて50%を超えた。高額の保証金を預ける代わりに月々の家賃が不要となる「チョンセ」の物件が大幅に減り、月払いへの移行が鮮明になっている。
ソウル不動産情報広場が10月20日に公表した統計によると、1~9月のマンション賃貸契約17万2227件のうち、ウォルセは8万7870件だった。割合は51.0%で、前年同期の43.7%から7.3ポイント上昇した。1~9月の集計で50%を超えたのは初めてだ。
ウォルセの割合が増えたのは、チョンセの契約が急減したためだ。ウォルセの契約件数は前年同期の9万312件から2.7%減った一方、チョンセは11万6274件から8万4357件へ27.4%減少した。この傾向が続けば、2026年の年間契約件数でもウォルセがチョンセを上回る見通しだ。
ウォルセの契約件数がチョンセを上回る地域も広がっている。1~9月は13区で、前年同期の4区から9区増えた。従来の衿川区、鍾路区、中区、九老区に加え、江南区、江北区、冠岳区、広津区、東大門区、麻浦区、永登浦区、龍山区、中浪区が新たに加わった。ウォルセの割合が最も高かったのは鍾路区の65.6%。以下、中浪区64.9%、九老区63.1%、中区59.6%、衿川区58.7%、龍山区56.9%、東大門区56.7%、冠岳区56.1%、麻浦区54.1%、江南区54.0%、江北区53.0%、広津区52.6%、永登浦区50.2%の順だった。
政府が所有者本人の居住を重視する政策を続ける中、チョンセ物件の減少とウォルセへの移行は今後も続くとみられる。実際、ソウル北部では3000戸を超える大規模マンションでもチョンセ物件が姿を消している。不動産ビッグデータサービス「アシル」によると、蘆原区月渓洞の「グランビル」(3003戸)では、20日時点のチョンセの募集物件がゼロだった。
平均家賃も上昇し、持ち家のない人の住居費負担が重くなっている。韓国不動産院によると、9月のソウルのマンション平均月額家賃は166万1000ウォン(約19万8000円)。前年同月の144万3000ウォン(約17万2000円)から21万8000ウォン(約2万6000円)上がった。
延世大学上南経営院のコ・ジュンソク教授は「ソウル全域の土地取引許可区域指定や、所有する1戸に自ら居住していない人への課税強化の影響で、チョンセ物件は減り続けている。ウォルセへの移行と家賃負担の増大は今後も続くだろう」と述べた。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News