【10月23日 AFP】印象派のフランス人画家クロード・モネの大作「アイリス」が22日、仏パリで買い手の手数料を含め5000万ユーロ(約88億円)で落札され、仏国内の美術品競売史上最高額を記録した。

縦1.6メートル、横1.8メートルの作品はモネが晩年に描いたもので、大富豪シュルンベルジェ家のパリの邸宅から一度も持ち出されたことがなく、白黒写真でしか知られていなかった。

パリにある競売大手サザビーズで近現代美術部門の共同責任者を務めるトーマス・ボンパール氏によると、かつて同作品を購入したのはジャンヌ・シュルンベルジェ氏(1889~1983年)だった。

予想落札額は2200万~3000万ユーロ(約39億~53億円)だった。サザビーズは競売の開催発表時、「フランスで競売に出品される絵画としては史上最高の評価額」と説明していた。

今年は、1926年12月5日に死去したモネの没後100年に当たる。(c)AFP