韓国の音楽著作権協会、4人への約28億円の支払い保留…YouTube利用実績を検証
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【10月23日 KOREA WAVE】韓国音楽著作権協会(KOMCA)が、YouTubeで特定の楽曲の利用実績を人為的に増やした疑いを巡り、一部の権利者への著作権料の支払いを保留している。対象は4人が登録した計802曲で、支払いを求められている額は約240億ウォン(約28億4000万円)に上る。
協会によると、既に分配した分を含む関連金額は300億ウォン(約35億5000万円)を超えると推計される。問題は10月12日の国会の国政監査でも取り上げられた。
焦点は、楽曲の利用が通常の音楽消費によるものか、報酬を得るために意図的に増やされたものかという点だ。一部のショート動画向けサービスは、動画制作者が指定された楽曲を使うと収益の一部を受け取れる仕組みを採用していた。
協会は、その過程で動画の内容とは関係のない音楽を使ったり、ほとんど聞こえない状態で音源を挿入したりして、著作権料を発生させた可能性を指摘している。
YouTubeの著作権料は、プラットフォームから受け取った使用料を楽曲ごとの利用実績に応じて分配する。特定の曲の実績が人為的に膨らめば、他の創作者の取り分が減る恐れがあるという。
AIで制作された音源かどうかの確認も続く。協会が入手した791曲を海外の分析会社に調べてもらったところ、一部でAI生成の可能性が示された。ただし分析機関ごとに結果が異なり、実際の制作方法や人間の創作への関与は未確認だ。
警察は6月30日、証拠不十分として事件を検察に送致しない処分とした。協会は捜査審議を申し立て、9月29日の理事会では追加確認が必要として支払い保留の継続を決めた。
協会は、正当な著作権料は支払うべきだとしつつ、分配の適切さに疑問がある段階での多額の支払いには慎重な対応が必要だと説明。サービスの運営方法や契約関係を調べ、海外の著作権団体とも情報を共有している。
(c)STARNEWS/KOREA WAVE/AFPBB News