「ベルトで暴行」疑惑の韓国化粧品会社代表、元社員も被害訴え…職場の嫌がらせで過料
このニュースをシェア
【10月22日 KOREA WAVE】輸入車販売店の従業員をベルトで殴った疑いが持たれている韓国の化粧品会社「オーガニックフォーエバー」のパク・ピョンスン代表について、過去に一緒に働いた社員にも暴言や暴行を繰り返していたとの訴えが出た。職場での嫌がらせを巡り、過料300万ウォン(約35万7000円)を科されていたことも明らかになった。
JTBC「事件班長」は10月19日、元社員らの証言を紹介した。元社員らは、輸入車販売店での暴行事件の報道を見て、自分たちが経験したり目撃したりした出来事を伝えようと決めたという。
パク・ピョンスン氏が韓国の化粧品会社の役員だった当時、数年間一緒に働いた元社員は、暴言や威圧的な業務指示が日常的だったと主張した。今回の事件についても業界関係者はさほど驚いていないとし、「私が受けたことに比べれば100分の1にもならない」と話した。この元社員によると、パク・ピョンスン氏が廊下の向こうから歩いてくるだけで、社員が波のように次々と立ち上がり、あいさつしていた。会議中に脚を組んで座っただけで罵声を浴びることもあり、「ベルトを外す姿を数え切れないほど見た」という。モニターを持ち上げたり、物を投げたりすることも多かったと訴えた。
暴力団員のように見える人物らを事務所へ呼び、ある役員を追い出したとの主張もあった。彼らがモニターを投げるなど騒ぎを起こした際、社員の1人が電話をかけると、パク・ピョンスン氏が電話機を奪って耳の辺りを殴ったという。鼓膜を傷つけられた社員は、その後退職したと説明した。ただ、この元社員は当時、録音や撮影ができず、証拠として残る資料はないと明かした。自身も辞表を8回書いたが、会社に引き留められて勤務を続け、最終的に退職したという。
別の元社員も、パク・ピョンスン氏の下で約半年間働き、暴言に苦しんだと訴えた。番組では、朝の会議で社員を罵倒する録音も公開された。録音でパク・ピョンスン氏は「冗談ではない。命を懸けている」「よくやっていると思っているだろう。それでは駄目だ。エクセレントではなく、パーフェクトでなければならない」と発言。社員に返事を急がせながら罵声を浴びせ、「しっかりしろ」と怒鳴る場面もあった。
この元社員は、体調が悪くタクシーで帰宅した際にも、人前で侮辱されたと説明。「まだ日が高いのに、若者がタクシーに乗るのか」「疲れていない人など誰もいない」と罵倒されたという。精神的な圧迫を受け、2026年5月に退職した後、労働当局に職場での嫌がらせを申し立てた。調査を経て、パク・ピョンスン氏には過料300万ウォンが科された。
パク・ピョンスン氏は10月12日、ソウル市龍山区の輸入車販売店で従業員をベルトで殴り、翌日も訪れて警察への通報を問題視し、脅した疑いで警察の捜査を受けている。番組制作陣は元社員らの訴えへの見解を聞くため連絡したが、パク・ピョンスン氏が電話に出た直後に通話が切れ、回答は得られなかったとしている。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News