【10月22日 AFP】愛知・名古屋アジアパラ競技大会で今週、国歌などの取り違えが3件あり、名古屋市の広沢一郎市長が謝罪した。同市で先に開催された第20回アジア競技大会でも運営上のトラブルが相次いでいた。

24日まで行われるアジアパラには、選手や関係者約4000人が参加し、18競技が行われている。

広沢市長は21日の会見で、国歌の正しい演奏を含む再発防止策を講じるとしていたにもかかわらず、再びミスが起きたことを謝罪。「アジア大会でも起きたので、反省を踏まえてオペレーションを見直したはずだが、また起きてしまった。良くない」と述べた。

会見に同席した市の担当者によると、19日に行われたパラテコンドー男子の表彰式で、台湾の選手が優勝したにもかかわらず、イランの国歌が最後まで流された。

同日にはパラテコンドー女子の表彰式でも、モンゴルの選手が金メダルを受け取る際、イランの国歌が流された。

モンゴル選手団の指摘を受け、演奏は途中で止められた。その後、選手団から音源の提供を受け、モンゴルの国歌を流したという。

さらに同じ日、中国とイランのシッティングバレーボールの試合前にも、中国の国歌と取り違えて韓国の国歌が約5秒間流された。

広沢市長は、受け入れ難いというより痛恨の思いだとして謝罪。一方、それ以外では大会は順調に進んでいるとの認識を示した。

10月初旬に閉幕したアジア大会では、選手の宿泊施設の不備や国歌の取り違えなどをめぐり、厳しい批判が相次いだ。(c)AFP