【10月22日 AFP】米大リーグ(MLB)のロサンゼルス・ドジャースは21日、今季終盤、故障に苦しんだ大谷翔平について、今オフに手術を受ける予定はないと明らかにした。

大谷の不振は、ドジャースがプレーオフで敗退した主な要因の一つと指摘された。チームは先週、ナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS、7回戦制)でミルウォーキー・ブルワーズに4連敗を喫し、今季の戦いを終えた。

最優秀選手(MVP)に通算4度輝いた大谷は7月以降、膝と上腕二頭筋の不調に苦しんでいた。その故障をめぐり、プレーオフに向けた球団の対応には厳しい目が向けられている。

投打の二刀流による過酷な負担が不振の原因だったのではないかと一部の解説者が疑問を呈する中、ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長は21日、大谷が来季も投手としてプレーすると明言した。

フリードマン氏は記者団に、大谷の故障は「もぐらたたき」のようなものだったと説明し、手術は「検討していない」と述べた。

同氏は大谷について、「さまざまな問題を抱えていた」と説明。膝に断続的な不調があったという。

「不運なもぐらたたきのようなものだった。膝の状態が良くなると、今度は上腕二頭筋に不調が出た。いくつもの問題があり、しばらく落ち着くものもあれば、再び悪化するものもあった」

フリードマン氏は、球団として大谷に来季も投げてもらいたいと考えているとした上で、最高の状態でポストシーズンを迎えられるよう、起用方針を練ると述べた。

「彼が投げると見込んでいるだけでなく、投げるのを楽しみにしている」

「これからの課題は、長いシーズンを通じてどう起用し、10月(ポストシーズン)に向けて最高の状態に持っていくかだ。それがわれわれの課題であり、一緒に答えを見つけなければならない」

成績面では、今季は2023年にドジャースと契約して以来、最も低調なシーズンとなった。

加入後最初の2シーズンとなった2024年と2025年のレギュラーシーズンには、それぞれ54本塁打、55本塁打を放ったが、今季は30本塁打にとどまった。

打率も.275に低下し、2024年の.310、2025年の.282を下回った。(c)AFP