国会の国政監査に出席したユ・ホンジュン国立中央博物館長=19日(c)news1
国会の国政監査に出席したユ・ホンジュン国立中央博物館長=19日(c)news1

【10月22日 KOREA WAVE】韓国のイ・ジェミョン(李在明)大統領は21日、親日派の書を独立運動家の作品として展示した問題で辞意を表明していたユ・ホンジュン国立中央博物館長の辞任を承認した。韓国大統領府のカン・ユジョン首席報道官が同日、イ・ジェミョン氏がユ・ホンジュン氏の辞表を受理したと発表した。

ユ・ホンジュン氏は、自身が所蔵する書「一飯是国恩(一膳のご飯も国の恩恵)」を国立中央博物館の特別展に出品した際、作者を誤って紹介していたことが判明し、批判を浴びていた。博物館は2026年7月から開催している特別展「私たちの食卓」で、この書の作者を独立運動家のパク・ウォングン(朴元根、1912~1950年)と紹介していた。しかし、実際の作者は親日反民族行為者のパク・チュンヤン(朴重陽、1874~1959年)だったことが確認された。

ユ・ホンジュン氏は21日に発表した声明で「国民の皆さまが国立中央博物館に寄せてくださった深い信頼と、博物館職員が積み重ねてきた価値が、私個人の過ちによって一瞬にして崩れた」と謝罪した。さらに「これまで寄せられたすべての批判は、全面的に私の責任であることを改めて明確に申し上げる」と述べた。辞任を決断した理由については「失墜した博物館の名誉を回復するためには、私が館長職を退くことが正しいという結論に至った」と説明した。

一方、イ・ジェミョン氏は、不適切な行動で物議を醸した大統領直属の国家人工知能戦略委員会の民間委員についても、解任を承認した。この委員は韓国科学技術院(KAIST)の招聘教授で、韓国高速鉄道(KTX)の乗車券情報を自動照会するプログラムを自ら開発し、使用していたことを公表して批判を受けていた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News