防護ネット付近を泳ぐサメ「プカンイ」=21日午後11時20分ごろ、釜山市東区の北港親水公園(c)news1
防護ネット付近を泳ぐサメ「プカンイ」=21日午後11時20分ごろ、釜山市東区の北港親水公園(c)news1

【10月22日 KOREA WAVE】韓国・釜山市の北港親水公園にある人工水路から脱出したサメ「プカンイ」が、当局の設置した浮体式障壁(ポンツーン)を通過し、防護ネット付近まで戻ってきたことが分かった。プカンイが防護ネットも突破した場合、人工水路内に再び入り込む可能性がある。

韓国メディア「news1」の取材によると、プカンイは21日午後11時5分ごろ、水路の出口に設置された浮体式障壁を通過し、内側へ移動した。その後、午後11時20分ごろにも、浮体式障壁と防護ネットの間にある約25メートルの区間を泳ぐ姿が取材陣のカメラに捉えられた。現場で撮影された写真には、防護ネットのすぐそばを泳ぐプカンイが写っている。ただ、プカンイがどのような経路で浮体式障壁を通過したのか、防護ネットも突破できるのかについては確認されていない。

これに先立ち、釜山市や韓国海洋水産省などの関係機関は同日午前9時28分から約9時間にわたり、プカンイを沖合へ戻すための3回目の誘導作業を実施した。作業には網や浮体式障壁、民間のダイバーらが投入され、プカンイを釜山港第1埠頭方面へ誘導した後、午後6時10分ごろに作業を終了した。

しかし、プカンイは作業終了後も沖合へ移動せず、水路の出口周辺に姿を現し続けた。ニュース1の取材陣は午後10時30分と同10時55分にも、出口付近でプカンイを目撃している。その後、午後11時5分ごろに浮体式障壁を通過し、防護ネットのすぐ近くまで戻ってきたことから、追加の防護設備も突破するのではないかとの懸念が出ている。プカンイが防護ネットを越えて人工水路内に再び入り込んだ場合、当局は沖合への誘導作業を改めて実施する必要に迫られる可能性がある。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News