「離婚は恥ずかしいから卒婚しよう」…韓国・退職夫が生活費打ち切り、妻が相談
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【10月21日 KOREA WAVE】35年間、家事や育児を担ってきた韓国の60代女性が、定年退職後に態度を一変させた夫との関係に悩んでいる。夫は「卒婚」を提案して一人で故郷に移り、生活費も渡さないと告げたという。
13日放送のYTNラジオ「チョ・インソプ弁護士の相談所」で紹介された。女性は結婚と同時に仕事を辞め、2人の子どもを育てながら家事と育児を一手に担ってきた。中学校教員だった夫は最近、定年退職した。退職前までは女性が家計を管理し、夫に小遣いを渡していた。
ところが、夫が家にいる時間が増えるにつれて対立が始まった。夫は家事に何かと口を出し、金銭管理も自分ですると言い始めた。特売の食材を買ってきては、料理の味が気に入らないと妻の腕前を責めることもあった。
ついには、月の生活費を50万ウォン(約5万5000円)しか渡さないとし、新鮮な食材を買って領収書も提出するよう要求した。子どもたちは結婚して家を離れており、女性は夫との暮らしが次第につらくなったと打ち明けた。
そんな中、夫が突然、卒婚を提案した。地方出身の夫は故郷での暮らしを望んでいたが、都会の生活に慣れた女性は反対していた。
夫は「最近は卒婚する人も多いらしい。離婚は世間体が悪いから、私たちも卒婚しよう」と言い、一人で故郷に用意した住宅へ移った。
さらに「年金は自分が一生働いて受け取る金だから、あなたに渡す金はない。これからは生活費もそれぞれで賄おう」と告げたという。
女性は、夫が地元の集まりで知り合った女性と頻繁に付き合っているとの話も聞いたと説明。卒婚の法的な意味や、別居中の生活費を請求できるか、夫の異性との交際を問題にできるかを尋ねた。
チョ・インソプ弁護士は「卒婚は法律上の制度ではなく、婚姻関係を維持したまま別々に暮らす別居に近い。別居中でも夫婦間の扶養義務は残るため、生活費を請求できる」と説明した。
また、「卒婚や別居をしたからといって、異性との交際が全て許されるわけではない。婚姻関係が実際に破綻しているかによって、不貞行為に当たるかが変わり得る」と指摘。「離婚する場合は、婚姻期間に対応する公務員年金も分割の対象になり得る」と付け加えた。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News