食事中に倒れた客に応急処置を施す警察官ら=オンライン掲示板「ボベドリーム」より(c)NEWSIS
食事中に倒れた客に応急処置を施す警察官ら=オンライン掲示板「ボベドリーム」より(c)NEWSIS

【10月21日 KOREA WAVE】韓国・仁川市のチャンポン専門店で、食事中の客が突然意識を失って倒れ、近くのテーブルにいた警察官らが心肺蘇生などの応急処置に当たった。店主がオンライン掲示板に感謝の言葉を投稿し、迅速な対応に称賛が集まっている。

10月8日、オンライン掲示板「ボベドリーム」に、仁川論峴警察署の交通安全課職員への謝意を伝える投稿が掲載された。投稿者は仁川市論峴洞でチャンポン専門店を営む店主で、3日に店内で起きた出来事を紹介した。

店は昼食時で混み合っていた。その最中、客の一人が突然意識を失い、テーブルの上に倒れた。店内が騒然とするなか、居合わせた交通安全課の警察官らが、ためらわずに駆け寄った。

警察官らは役割を分担し、心肺蘇生などの応急処置を開始。呼吸を確保するなど状態を確認しながら対応すると、しばらくして客の顔色が戻り、意識も徐々に回復し始めたという。

店主は「警察官は声を掛け続け、意識を失わないよう支えてくれた。救急隊が到着して引き継ぐまで、細かく気を配ってくれた」と説明した。客はその後、病院へ搬送された。

救助の様子を見ていたほかの客数人が、警察官らの食事代を払いたいと申し出た。店主も代金を受け取らないつもりだったが、警察官らは自分たちで支払ったという。

店主は「感謝を伝えたかったが、不正請託禁止法などの規定もあり、気持ちを形にできなかった」と記した。

「あの瞬間、警察官がいなかったらどうなっていたか。今考えても胸が震える」と振り返り、「仁川論峴警察署交通安全課の皆さんに、改めて心から感謝する」と伝えた。

投稿には「本当の警察官だ。格好いい」「呼吸が戻ってよかった」「それぞれが素早く対応する姿がすごい」「現場にいた皆さんに拍手と敬意を送りたい」などのコメントが寄せられた。

店主や、食事代を払おうとした客への感謝の声もあり、「あらかじめ役割が決まっていたように息が合っている」「胸が熱くなる」といった反応も続いた。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News