ソウルの連続放火容疑者、4年前にも特許事務所職員にガソリンをかけ脅迫
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【10月21日 KOREA WAVE】韓国ソウル市江南区駅三洞の特許事務所2カ所に相次いで放火した疑いが持たれている容疑者が、4年前にも特許事務所の職員にガソリンをかけて脅し、実刑判決を受けていたことが分かった。
news1が10月20日に入手した判決文によると、ソウル中央地裁は2023年4月、特殊脅迫罪に問われた容疑者に懲役2年6カ月の実刑判決を言い渡した。
容疑者は2022年12月29日午前11時20分ごろ、ガソリンを入れた蜂蜜用のペットボトル4本と長いガスライター1本、はさみを持って江南区の特許事務所を訪れた。応対した50代の職員に「説明してみろ」と言い、突然ガソリンをかけたうえ、ガスライターで火をつけるようなしぐさを見せた。職員が逃げると追いかけて脅したとして起訴された。
容疑者は現場から逃走後、同日午前11時40分ごろに別の特許事務所へ移動。そこの職員にも「弁理士が一番金を稼ぐそうだな。詐欺をするな」と言い、ガソリンをかけて脅した。
容疑者は、自ら開発した運動器具について、国内外での意匠登録や特許などの出願を両事務所に依頼し、紙の登録証を発行してほしいと求めていた。しかし、職員から欧州の一部の国などでは制度上、紙の登録証を発行していないため対応できないと説明され、追加費用も求められたことから犯行に及んだという。判決文に登場する2カ所の特許事務所は、今回放火された事務所と同じ可能性も指摘されている。
裁判所は当時、「被告の行動はさらなる被害を招きかねない、極めて危険な犯行だ。被害者らは犯行によって精神的苦痛を受けたとみられる」と指摘した。一方、「被告が反省する姿を見せ、二度と同じ行動をせず、被害者らを訪ねないと誓っている点を、被告に有利な事情として考慮した」と説明していた。
容疑者は今回、10月20日に特許事務所2カ所を訪れ、相次いで放火した疑いが持たれている。通報を受けた消防や警察などは、計291人と車両など56台を投入して消火に当たった。シンミョンビルの火災は通報から約2時間26分後の午後2時20分ごろ、ハニャンビルの火災は約34分後の午後0時35分ごろに鎮火した。この日の火災で5人が重傷、14人が軽傷を負った。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News