韓国RESCENEの撮影地・大邱の八峴湿地…歩道橋建設めぐり4年以上対立
このニュースをシェア
【10月21日 KOREA WAVE】韓国のガールズグループRESCENE(リセンヌ)が、大邱市の錦湖江沿いにある八峴(パルヒョン)湿地でアルバムのフォトブックを撮影したことが知られ、市民の関心を集めている。都市に残る河川湿地の魅力が写真を通じて注目される一方、現地では歩道橋建設をめぐり、環境当局と環境団体の対立が続いている。
八峴湿地の入り口には16日午後、、湿地を背景に撮影したRESCENEのメンバーの写真入り横断幕が掲げられていた。人々が行き交う散策路を進むと、錦湖江を望む大きな木が現れ、その脇には撮影写真を載せた案内板があった。隣には地元の環境団体による開発反対の横断幕も掲げられ、撮影スポットと自然保護運動の現場が同じ空間に並んでいた。
八峴湿地は都市の中に自然景観を残す河川湿地で、市民の散歩や写真撮影の場所として人気がある。ここでは歩道橋や散策路の整備をめぐり、2022年3月から4年以上にわたって対立が続いてきた。
環境省傘下の洛東江流域環境庁は、寿城区梅湖洞から東区孝睦洞までの5.5キロ区間で、堤防の補強と散策路をつなぐ道路の整備を進めている。計画には湿地付近に長さ870メートルの歩道橋を設ける事業も含まれる。事前の環境影響評価では、カワウソ、ベンガルヤマネコ、オシドリの法定保護種3種の生息が確認された。
事業はこれまで目立った進展がなかったものの、洛東江流域環境庁が最近、関連予算を確保し、年内着工を目指す方針になったと伝えられている。
これを受け、環境団体や宗教界、政党などは歩道橋工事に反対する共同対策委員会を結成し、事業中止を求めている。対策委員会は「八峴湿地にはワシミミズクやテンなど、法定保護種25種が生息する」と主張。「歩道橋工事が始まれば、野生動物の生息地など湿地の生態環境が損なわれる恐れがある」と訴えている。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News