江原道の雪岳山で、赤く色づき始めた紅葉を眺める外国人登山客(c)news1
江原道の雪岳山で、赤く色づき始めた紅葉を眺める外国人登山客(c)news1

【10月20日 KOREA WAVE】韓国の山を訪れる外国人旅行者の関心が高まっている。特に米国や欧州の旅行者を中心に、北漢山や雪岳山などを巡る登山ツアーに加え、現地で登山装備を借りるサービスも注目されている。

旅行予約サイト「クルック(Klook)」が16日に発表した分析によると、2026年7月1日~10月10日の登山関連ツアー商品の閲覧数は、前年同期比で約22%増加した。

国・地域別では米国の利用者が38%増、欧州が34%増と、全体の伸び率を上回った。米国、欧州に続き、登山関連ツアーを多く閲覧したのは台湾、シンガポール、フィリピンだった。

外国人旅行者が関心を寄せる商品は、旅程や移動距離によって異なる。

ソウルでは、市内観光と登山を組み合わせやすい北漢山の半日ツアーが人気を集めた。少人数制の北漢山半日ツアーの閲覧数は、米国で前年同期比39%、欧州で83%増加した。ソウルに滞在しながら、比較的短い時間で山歩きを楽しめる点が特徴だ。

ソウル以外では、雪岳山への関心が際立った。登山関連の観光地の中で、閲覧数の増加率は87%と最も高かった。

ソウルからの移動に時間がかかる雪岳山と内蔵山では、日帰りツアーへの関心が高い。どちらかの山を選んで訪れる日帰り商品の閲覧数は、米国で122%、欧州で85%増えた。雪岳山だけを訪れる日帰り商品も、米国で24%、欧州で39%増加した。

登山装備を持参しにくい外国人旅行者の間では、現地でのレンタルサービスへの関心も広がっている。

クルックが扱う北漢山・北岳山・冠岳山向けの登山装備レンタル商品の閲覧数は、米国で前年同期比45%、欧州で145%増加した。

中でも北漢山向け商品の関心が高く、閲覧数は米国で29%、欧州で97%増えた。必要な道具を現地で借りられることで、旅行者は装備を持参せずに山歩きを楽しめる。関心がツアーだけでなく、登山を支えるサービスにも広がっている形だ。

クルック韓国支社のイ・ジュノ支社長は「韓国には都市部からアクセスしやすい山から、美しい自然景観を備えた国立公園まで、外国人旅行者が楽しめる登山資源が豊富にある」と説明した。

その上で「多様なツアーや利便性を高めるサービスを通じ、外国人旅行者が韓国の山をより手軽に楽しめるよう支援し、地方の自然観光の魅力も積極的に発信していく」と述べた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News