エバーランドの双子のジャイアントパンダ、ルイバオ(右)とフイバオ(左)=エバーランド提供(c)NEWSIS
エバーランドの双子のジャイアントパンダ、ルイバオ(右)とフイバオ(左)=エバーランド提供(c)NEWSIS

【10月20日 KOREA WAVE】韓国のテーマパーク、エバーランドで暮らす双子のジャイアントパンダ、ルイバオとフイバオが、12月の中国への移動を前に、11月13日から検疫に入る。検疫期間中も、専用施設で来園者との対面を限定的に続ける予定だ。サムスン物産リゾート部門のエバーランドによると、双子は現在暮らしている「パンダ・セカンドハウス」で、国際移動に必要な野生動物の事前検疫を1カ月間受ける。

海外で生まれたパンダは、繁殖が可能になる満4歳を迎える前に中国へ移ることになっている。2023年7月生まれの双子は、2026年12月第3週に移動する予定だ。検疫中もセカンドハウスの屋内運動場で、限定的に観覧を続ける見通し。2025年に新設された同施設には、外部と完全に隔離された広い独立型の屋内運動場があり、検疫基準を満たしながら公開できるという。

2024年4月に中国へ移ったプーバオは、移動前の約1カ月間、非公開で検疫を受けた。同年3月3日に一般公開を終えた後、「パンダワールド」の屋内施設で特別な健康管理や輸送用ケージに慣れる訓練などを受けていた。ルイバオとフイバオの最終公開日は12月11日を予定しているが、現場の状況によって変更される可能性がある。具体的な移動日や移動先は、気温や現地の受け入れ状況などを総合的に検討し、最終決定する。

エバーランドは、双子との思い出を分かち合い、新たな出発を応援する企画も用意する。11月には特別な記念日を設け、ファン向けの「飼育員トークコンサート」を開催する。カン・チョルウォン、ソン・ヨングァン両飼育員らが登壇し、未公開の成長映像を見ながら、飼育の舞台裏を語る予定だ。園内では幼い頃の思い出や成長を振り返る映像上映会を開く。SNSでも、飼育員やスタッフがフィルムカメラで記録した双子の映像を連載するなど、オンラインと現地で順次企画を展開する。

「パンダのおじいちゃん」として親しまれるカン・チョルウォン氏は「ルイバオとフイバオが安全で健康に新しい旅を始められるよう、心を込めて世話をしている」と話し、「移動までの残り2カ月余り、多くの方に双子と温かな思い出を分かち合ってほしい」と呼びかけた。

双子は2023年7月7日、母アイバオと父ローバオの間に生まれた、韓国初の双子パンダの姉妹。出生時はそれぞれ180グラム、140グラムだったが、現在は体重約90キロまで育ち、健康に成長している。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News