【10月20日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は19日、米国がウクライナへの迎撃ミサイルの引き渡しを意図的に遅らせていると非難した。軍事支援や情報共有をめぐり、ウクライナと米国間の緊張が高まっている。

ゼレンスキー氏は19日、米上院議員らに対し、欧州諸国がすでに代金を支払ったミサイルについて、「米国防総省が引き渡しを遅らせている」と述べ、出荷はピート・ヘグセス国防長官の署名待ちになっていると説明した。

さらに、欧州の複数の国が自国の備蓄から地対空ミサイルシステム「パトリオット」の迎撃ミサイルをウクライナに供与する用意があるものの、これも米国の承認を待っている状態だと指摘した。

ゼレンスキー氏は「ミサイルはすでに用意されており、ウクライナに届いていてもおかしくない。だが残念ながら、いまだに承認が下りていない」と付け加えた。

またウクライナ政府は同日、ロシアによるミサイル攻撃について事前に警告を受けていなかったと主張した。先週も同様の主張をしていた。一方、米国側は、ウクライナとの情報共有に変更を加えたことを否定している。(c)AFP