火星衛星探査機の打ち上げ成功 JAXA、世界初の試料回収目指す
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【10月20日 AFP】宇宙航空研究開発機構(JAXA)は20日、火星の衛星から世界で初めて試料を採取し、地球に持ち帰ることを目指す探査機の打ち上げに成功した。太陽系の成り立ちや、生命が生存できる環境の形成過程の解明につながる可能性がある。
JAXAのライブ配信によると、無人の火星衛星探査機「MMX」を搭載したH3ロケットは20日午前4時41分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。
JAXAは、打ち上げから約70分後にMMXを正常に分離し、軌道に投入したことを確認したと発表した。
MMXは2027年8月ごろに火星圏に到着し、衛星の一つであるフォボスの近くを周回する予定。
火星圏への初の往復探査を目指すMMXは、火星圏で約3年間にわたり活動する計画で、フォボスに到達後、その表面から少なくとも10グラムの試料を採取する。
また、もう一つの衛星ダイモスについても、着陸せずに観測する。JAXAは今回の探査を通じ、火星と二つの衛星がどのように形成されたのかを解明したい考えだ。これにより、太陽系の成り立ちや、地球などの惑星で生命が生存できる環境がどのように形成されたのかを探る重要な手掛かりが得られると期待している。(c)AFP