トランプ氏、対ロ制裁免除を擁護 ゼレンスキー氏を再び非難
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【10月19日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は18日、ロシアに対する一部制裁の適用を免除した判断を擁護し、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は戦争終結を望んでいないと改めて非難した。
トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、「ロシアに関する私の判断は非常に単純だ。私はロシアとウクライナの戦争を終わらせるための和平交渉を進めており、愚かにもロシアを交渉の場から遠ざけるようなことはしたくない」と投稿した。
トランプ氏は16日夜、ウクライナ防衛を強く支持した故リンジー・グラハム米上院議員にちなんで名付けられた法律が義務付ける、広範な新対ロ制裁の適用を免除する大統領令に署名した。
また、11月初めの米中間選挙を前に燃料価格の引き下げを図るため、ロシア産軽油(ディーゼル燃料)に対する制裁も一時的に適用を免除し、大量の軽油を世界市場に供給することを認めた。
この軽油取引はウクライナや同盟国に衝撃を与え、トランプ氏とゼレンスキー氏の対立を招いた。浮き沈みを繰り返してきた両氏の関係は、再び急速に悪化している。
トランプ氏は、戦争をめぐる交渉で「大きな進展がある」と主張し、「現在進めている人質交渉も含まれる」と述べた。
その上で、「今その文書に署名すれば、ロシアを交渉の場から遠ざけることになる。署名は後でも、自分が望むときにいつでもできる」と述べたが、どの文書を指しているのかは不明だった。
AFPはホワイトハウスに発言の詳しい説明を求めたが、直ちに回答は得られなかった。
トランプ氏はさらに、「おそらくもっと重要なのは、ロシアがイラン・イスラム共和国を支援するためにできることと比べれば、実際にはほとんど、あるいは全く支援していないことだ。私はこの状態を維持したいし、愚かな人々が邪魔をしない限り、そうするつもりだ」と述べた。
続いて、ウクライナが11月3日の中間選挙で共和党に打撃を与えるため、意図的にロシアの製油所を標的にしているとの非難を繰り返した。
トランプ氏は「ゼレンスキー氏は、こうした攻撃が米国を含む世界の軽油市場に深刻な打撃を与えていると知りながら、ロシアの軽油製油所を標的にしている」と主張した。
さらに「ゼレンスキー氏は気にも留めていない。率直に言えば、周知の通り欧州から多額の資金を受け取り、過去には『いかさまジョー・バイデン』からも資金を受け取っていた彼は、この戦争を終わらせたくないのだ。おそらく、最初から終わらせたいと思っていなかった」と述べた。(c)AFP