中央大学薬学部・研究開発センター棟の前で学生と交流するイ・ジェミョン(李在明)大統領=読者提供(c)news1
中央大学薬学部・研究開発センター棟の前で学生と交流するイ・ジェミョン(李在明)大統領=読者提供(c)news1

【10月18日 KOREA WAVE】韓国のイ・ジェミョン(李在明)大統領が16日、母校の中央大学を訪れ、大学のジャンパー姿で学生たちと交流した。学生からは対面を喜ぶ声とともに、若者の就職支援や教育、人工知能(AI)政策への要望が聞かれた。

同日午前、ソウル市銅雀区の中央大学薬学部・研究開発センター棟の前にイ・ジェミョン大統領が姿を現すと、待っていた学生たちが一斉に集まった。

イ・ジェミョン大統領が着ていたのは、韓国で「学科ジャンパー」と呼ばれる大学のジャンパー。後輩の学生たちも同様のジャンパーを着ていた。イ・ジェミョン大統領は学生に囲まれながら笑顔で自撮りに応じ、言葉を交わした。

学生たちは「実感が湧かない」と話し、少しでも近くで大統領を見ようと足を速めた。後から集まった学生も、携帯電話を頭上に掲げて撮影していた。

イ・ジェミョン大統領は、中央大学の創立110周年記念式典に出席するため母校を訪れた。

韓国大統領府によると、式典の祝辞では「大学時代に知った5・18民主化運動の真実と、キャンパスで経験した学びや連帯の価値が、人生を変える大切な土台になった」と語った。その上で「振り返れば、大学時代は本当に貴重で大切な時間だった」と回想した。

イ・ジェミョン大統領と自撮りをした電子電気工学部1年の男子学生(20)は「長く話すことはできなかったが、実際に会えて感無量だ。中央大学出身だとは知っていたが、本当に母校を訪れたことが信じられない」と話した。

同学部1年のチェ・ユジンさん(19)は「両親から写真を撮ってほしいと言われ、急いで下りてきた。大統領が来て初めて、大学が110周年だと知った」と語った。一方、大統領が立ち去った後に到着した学生たちは、残念そうな様子を見せた。

学生からは、教育や若者の就職、AI政策などへの関心を求める声も上がった。

融合工学部1年のキム・ヨンフンさん(20)は「教育分野、特に中学・高校の教育にも、もう少し関心を持ってほしい」と要望。「政治家の公約は10代より30~40代を対象にすることが多い。10~20代のための公約もあってほしい」と話した。

自撮りをした男子学生も「大学生向けの就職支援には物足りなさを感じる。大学生の役に立つAI関連政策もほしい」と述べた。また、「最近、大学の試験でAIを使って不正をする問題にも関心を持ってほしい」と求めた。

イ・ジェミョン大統領は約10分間の交流を終えると、大学関係者や学生とともに永信館や青龍池などのある構内を歩き、母校を見て回った後、大学を後にした。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News