【10月18日 AFP】ロシア当局は18日、同国北西部サンクトペテルブルク周辺で、ウクライナの無人機100機以上を撃墜したと発表した。攻撃により石油ターミナルで火災が発生し、ロシア有数の利用者数を誇る空港でも運航に影響が出た。

攻撃に先立ち、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、米国からの支援が減少する中、戦争で荒廃した自国を守るため、ロシアの製油所への攻撃を再開すると表明していた。

サンクトペテルブルクを取り囲むレニングラード州のアレクサンドル・ドロズデンコ知事は、無人機126機を撃墜したと発表。通信アプリのテレグラムに「大規模な無人機攻撃への迎撃が続いている」と投稿した。

同氏によると、無人機の破片が住宅や車、送電線に落下し、一時的な停電が発生した。負傷者については報告していない。

サンクトペテルブルクのアレクサンドル・ベグロフ市長は、ウクライナによる攻撃で「サンクトペテルブルク石油ターミナル」で火災が発生したと発表した。同施設は今年6月にもウクライナの攻撃を受けていた。

ベグロフ氏はテレグラムに「防空システムが稼働している」と投稿し、またサンクトペテルブルクの主要空港であるプルコボ空港についても、「安全上の理由から」運航を制限していると明らかにした。国営タス通信も、同空港の出発便に影響が出ていると報じた。

ゼレンスキー氏は先週、英紙フィナンシャル・タイムズに対し、一連のロシアによる攻撃への報復として、ロシア領内への攻撃を再開する考えを示していた。(c)AFP