ソウルの金浦国際空港(c)news1
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【10月18日 KOREA WAVE】韓国のトリニティ航空が、ティーウェイ航空からの社名変更に合わせ、中・長距離路線の機内サービスを大手航空会社並みに拡充した一方、客室乗務員数は大半の路線で据え置いていることが分かった。機内食の準備や飲料提供の作業が増え、乗務員の負担や配膳の遅れにつながっているという。

news1の取材によると、客室乗務員はシドニー・バンクーバー線が10人、パリ・ローマ・バルセロナ線が11人で、ブランド転換前と変わらない。中距離のシンガポール・ジャカルタ線のみ、8人から9人へ1人増員した。

大韓航空の同一路線・機種と比べると、配置人数は1~4人少ないという。他の格安航空会社(LCC)のパラタ航空は、260席のA330-200型機で運航する東京・ハノイなどの短距離線に9人を配置している。トリニティ航空の中距離線は同じ9人だが、A330-300型機の座席数は347席と87席多い。

トリニティ航空は9月10日、事業モデルをLCCから「選択型サービス航空会社(SSC)」に転換した。短距離線ではサービスを絞って価格競争力を維持し、中・長距離線では大手並みのサービスを提供する戦略だ。

長距離線では従来通り2回、中距離線では新たに1回、無料の機内食を提供する。従来は主菜のみだったが、現在はパン、サラダ、ヨーグルトなどを添え、トレーで提供している。

飲み物も水だけでなく、コーヒー、コーラ、ジュース、茶を含む5種類から選べる。ビジネスクラスではワインやビールなども提供し、食器も使い捨て容器から陶磁器に替えた。

その分、乗務員の作業は増えた。主菜をカートに積む前に、約300枚のトレーに料理や付け合わせを並べる必要がある。トレーが場所を取るため、一度に積める食事数も減り、配膳途中で機内厨房に戻って補充する回数が増えた。飲料の注文を聞き、カップに注ぐ手間も加わった。

欧州線を担当した乗務員は「以前は配膳開始から終了まで20分ほどだったが、今は倍以上かかる。乗客から『なぜこんなに遅いのか』と不満も出ている」と説明。「14時間のフライトで休憩できる時間が3時間から2時間に減った」と訴えた。

シドニー線の乗務員によると、遅れを抑えるため、搭乗中から料理の加熱や盛り付けを始めるケースもある。「大手は厨房担当の乗務員を考慮して人数を配置するが、私たちは搭乗対応に当たる人員の一部を厨房に回している」と語った。

労組は、サービス水準に見合う増員を要求している。イ・ガンヒョク統合労組委員長は「新ブランドの方向性と成果を実現するには、適切な人員配置と実効性のある支援が必要だ」と強調した。

会社側は、客室乗務員の採用を通じて人員を増やし、中・長距離線のサービスを段階的に改善する方針。「優秀な客室人材の継続採用と専門性を高める投資を続け、安定した人員確保によって、よりきめ細かなサービスを提供する」としている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News