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【10月18日 KOREA WAVE】かつて世界最高水準の高速インターネット基盤を誇った韓国が、固定回線の速度ランキングでベトナムやタイを下回った。モバイル通信は世界6位を維持したが、固定回線は22位にとどまった。ただし、測定条件が異なるため、順位だけで各国の通信技術やインフラ全体を評価することには限界もある。

通信速度測定会社Ookla(ウークラ)の8月の「スピードテスト・グローバル・インデックス」によると、韓国の固定回線のダウンロード速度の中央値は251.33Mbpsで、世界22位だった。2017年のアカマイの報告書で平均接続速度が世界1位だった当時とは異なる状況となった。

ベトナムは301.48Mbpsで8位、タイは298.92Mbpsで9位となり、韓国を上回った。ベトナムは2015年には韓国の6分の1程度の速度だったが、通信インフラへの投資を拡大してきた。

都市別では、ソウルが238.69Mbpsで34位、釜山は44位だった。バンコクは321.90Mbpsで6位、ホーチミンは14位、ハノイは30位に入った。

国別の首位は462.50Mbpsのシンガポール。米国は7位、中国は24位、日本は26位だった。

一方、韓国のモバイル通信速度は250.56Mbpsで、前月から2つ順位を上げ、世界6位となった。首位は675.51Mbpsのアラブ首長国連邦(UAE)。都市別のモバイル速度では、ソウルが13位、ハノイが5位だった。

ただ、今回の集計は6~8月に利用者が測定した結果を基に算出され、固定回線部門にはモバイルWi-Fiの測定値も含まれる。国ごとの測定サンプルや料金プラン構成などの詳細条件が公表されておらず、客観的な比較には限界があると指摘されている。

韓国科学技術情報通信省の「2025年通信サービス品質評価」では、国内固定回線のダウンロード速度は、100Mbps級で91.91Mbps、500Mbps級で496.05Mbps、1Gbps級で987.70Mbpsと測定された。政府は、国内の固定回線品質や光ファイバー基盤は依然として高水準にあると説明している。

今回の順位だけで韓国の通信インフラ全体が後れを取ったとは言い切れないものの、固定回線の競争力を維持するため、継続的な通信網の高度化と品質改善が必要との指摘が出ている。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News