韓国・延世大とソウル市立大の入試でAI眼鏡を発見…教育省が監督強化へ
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【10月16日 KOREA WAVE】韓国の延世大学とソウル市立大学の論述試験で、人工知能(AI)を搭載したスマート眼鏡を着用した受験生が相次いで見つかり、大学入試の管理体制が問われている。大学独自の試験に加え、大学修学能力試験(修能)でも、先端機器を使った不正を防ぐための監督強化が課題となっている。
教育関係者によると、両大学の随時募集の論述試験で、監督者がスマート眼鏡を着用した受験生を発見した。延世大学では10月10日に実施された数学の論述試験で確認された。
教育省は大学独自の試験でスマート眼鏡への管理・監督を強化する方針だ。13日には全大学に徹底した対応を求める通知を送った。15日には、各地域の教育庁に配布する修能の監督者向けAI眼鏡対応マニュアルと視聴覚資料を、大学にも配布する予定だ。
修能では、スマート眼鏡はすでに持ち込み禁止品に指定されている。韓国教育課程評価院が6月に発表した2027年度修能の実施細則に明記された。
チェ・ギョジン教育相は10月7日の国会教育委員会の国政監査で、スマート眼鏡を使った不正が発覚した場合、2年間、修能の受験を制限する方針を示した。
大学独自の試験でも、不正が確認されれば不合格となったり、合格や入学が取り消されたりする可能性がある。
韓国大学教育協議会が2024年に公表した2027年度大学入学選考基本事項には、不正による入学取り消しの根拠が盛り込まれている。入学選考の公正な実施・管理に不当な影響を与える行為として、各大学の学則が定める不正があった場合、入学を取り消すと規定している。ただし、AI眼鏡を個別に明記した条項ではない。
協議会の関係者は、AI眼鏡を使った不正への対応について「まだ独自の対応策は設けておらず、教育省の方針に合わせることを基本としている」と説明。そのうえで、現行の基本事項にある、大学独自の試験での不正を理由に入学を取り消せる規定を活用することも考えていると述べた。
多くの大学は試験での不正に厳しい処分を定めている。延世大学の学則では、合格発表前に不正が発覚した場合は不合格とし、合格発表後から学期開始前までは合格を取り消す。入学後に確認された場合は、入学を取り消す。
ソウル市立大学も、入学を許可された学生の不正が確認されれば、入学許可を取り消すと定めている。他の受験生の答案を見る、自分の答案を見せるなど、選考の公正な実施・管理に不当な影響を与える行為が対象となる。
協議会の関係者は「今回見つかった受験生への具体的な措置は、各大学が事実関係を確認したうえで、関連規定に従って決める」と述べた。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News