欧州アルプスの最高峰モンブラン 3年前より2m近く「成長」
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【10月16日 CGTN Japanese】フランスが10月14日に発表した測定結果によると、欧州アルプス最高峰モンブランの標高は、岩盤頂部が4792メートル、山頂の積雪を含めた高さは4807.47メートルで、山頂の積雪が3年前より1.88メートル「成長」したことが分かりました。
フランス・オートサボワ県の首席測量士によると、モンブランの高さは常に変化しており、地球温暖化の状況にあって単一の測定データには大きな意味があるわけではないものの、長期的な分析や研究のために比較資料として役立つとのことです。
モンブランはフランスのオートサボワ県とイタリアの国境に位置しており、オートサボワ県の測量士協会は2001年以降2~3年に1度、モンブランの標高を測定して気候変動がアルプス山脈に与える影響などについて調査を進めるデータを収集しています。今年9月17日の測定では、衛星測位や地中探査レーダーなどの技術を用いてデータを収集し、ドローンにより撮影された1300枚以上の画像をもとに、モンブランの山頂積雪部の3次元モデルを構築しました。
同協会によると、モンブラン山頂を覆っている氷雪の厚さは気候や風力の変化などによって毎年変化しています。2023年の測定結果では、その2年前よりも約2メートル低くなっていましたが、今年の測定結果では2023年より約2メートルも高くなり、19世紀末ごろの記録に近くなりました。
氷河学者のルク・モロー教授は記者会見でこの結果について、「現在の気候変動はモンブラン頂上の積雪にまだ顕著な影響を及ぼしていないが、注意深く観測を続ける必要がある」と述べました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News