韓国軍、清海部隊の作戦範囲拡大を検討…オマーン湾への展開も視野
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【10月16日 KOREA WAVE】韓国国防省が、ソマリア沖アデン湾一帯で任務に当たっている清海部隊の作戦範囲を、ホルムズ海峡に近いオマーン湾まで広げ、戦力を増強する案を検討していることが分かった。
韓国軍によると、国防省は清海部隊の派遣延長に関する同意案の国会提出を前に、こうした案を検討している。
今回の検討は、現在の派遣期限が12月31日に切れるのを前にした通常の手続きの一環という。清海部隊は2009年からソマリア沖アデン湾で海賊対処任務に当たっており、派遣を延長するには毎年、国会の同意を得る必要がある。
2025年に可決された同意案では、作戦範囲を「ソマリア沖アデン湾一帯」と規定している。ただし、「緊急時に韓国国民を保護する活動で指示される海域を含む」との条項があり、作戦範囲を拡大する余地があるとの解釈も出ている。
現在、清海部隊は4400トン級駆逐艦1隻と艦載ヘリコプター1機、高速艇3隻などで構成されている。国防省は上空からの監視・偵察能力を高めるため、P-8Aなどの海上哨戒機の投入も検討しているとされる。
背景には、この地域で海賊活動が例年に比べて急増し、船舶の安全な航行を支える護衛など、治安維持の必要性が高まっていることがある。
一部では、今回の検討は米国によるホルムズ海峡への派兵要請を受けたものとの見方も出ている。一方、国防省は、清海部隊がこれまで担ってきた任務の延長線上にあるとの立場だ。イ・ジェミョン(李在明)大統領も9月の国民向け記者会見で、戦争に介入するための派兵はしないとの原則を強調していた。
国防省関係者は「清海部隊の派遣同意案の期限が切れる前に、延長同意案を提出することを検討している」としたうえで、「詳細は決まっていない」と述べた。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News