韓国・ストーカーと交際相手からの暴力、再通報5万件超…約78%が3回以上
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【10月16日 KOREA WAVE】韓国で2025年、警察に寄せられたストーカー行為と交際相手からの暴力に関する再通報が5万件を超えた。このうち約78%は、3回以上通報されていた。交際相手からの暴力に関する通報は2021年から80%以上増えた一方、被害者保護用のスマートウォッチの支給件数は3.6%の増加にとどまった。
野党「国民の力」のソ・ミョンオク議員が警察庁から提出を受けた資料によると、2025年の両被害に関する再通報は計5万1950件だった。このうち4万412件、77.8%が3回以上の通報だった。ストーカー行為は再通報1万9316件のうち1万5090件、78.1%が3回以上だった。交際相手からの暴力は3万2634件のうち2万5322件、77.6%が3回以上だった。再通報の統計は同じ被害者を基準に集計しており、加害者が異なる場合や、特定されていない場合も含む。
通報全体も増えている。ストーカー行為の通報は2021年の1万4509件から、2025年は4万4687件へ3倍以上になった。同期間に、交際相手からの暴力の通報も5万7305件から10万5327件へ83.8%増加した。
一方、交際相手からの暴力の被害者に対するスマートウォッチの支給は、2021年の1919件から2025年の1988件へ、3.6%増にとどまった。犯罪被害者全体への支給が、同期間に1万989件から2万1974件へ約2倍になったこととは差がある。
スマートウォッチは緊急時に通報や位置情報の送信ができる機器で、警察が被害者の危険度などを考慮して支給する。被害者の保護・支援を担当する専任警察官は、全国262警察署に259人が配置されている。小規模な「3級警察署」には専任警察官がおらず、女性・青少年担当の職員が兼務している。
ソ議員は「親密な関係などを背景とする犯罪の最大の特徴は、一度通報しても危険が終わらないことだ」と指摘した。危険の兆候が確認された被害者には警察が先回りして介入し、危険性の高い加害者には、より強力な隔離や再犯防止措置を取る体制へ転換すべきだと訴えた。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News