Wコンセプトの人気商品「マトラマ」のバケットバッグと「トラベラーズ」のメッシュバケットバッグ=Wコンセプト提供(c)MONEYTODAY
Wコンセプトの人気商品「マトラマ」のバケットバッグと「トラベラーズ」のメッシュバケットバッグ=Wコンセプト提供(c)MONEYTODAY

【10月15日 KOREA WAVE】韓国で、ひとりで体を洗い、ゆっくり休める個室サウナやあかすり専門店が人気を集め、入浴バッグやメッシュバッグ、スクラブなどの関連用品を求める消費者も増えている。サウナや入浴を単に体を洗うためではなく、休息や自己管理の時間と捉える人が増え、必要な用品を自分でそろえて独自の入浴習慣を楽しむ消費が広がっている。

流通業界によると、通販サイト「29CM」では2026年1~9月の「サウナ」の検索数が前年同期の23倍以上に増えた。同じ期間に「入浴バッグ」の検索数も250%以上増加した。浴槽・半身浴用品の取引額は40%増、バスローブの取引額は166%以上増えた。サウナや韓国式温浴施設「チムジルバン」を利用する人の増加が、関連商品の需要を押し上げているとみられる。

ファッション通販サイト「Wコンセプト」でも同様の傾向が見られた。2026年1~9月のサウナ関連の検索数は前年同期比86%増えた。入浴バッグやかご、ポーチに加え、フェイスタオルやヘアパックなど、利用前後のケア用品も検索されている。関連用品の売り上げは80%増加し、メッシュバッグや小分け容器、スクラブ、入浴剤など幅広い商品の販売が伸びた。

必要な用品をまとめて持ち運ぶ「サウナバッグ」も、新たな消費対象として注目されている。メッシュバッグやPVC素材のバッグに、小分けしたシャンプーやトリートメント、ボディーソープを入れ、愛用のヘアパックやスクラブも用意するという使い方だ。

「オリーブヤング」のオンラインショップでも、2026年1~9月の「サウナ」の検索数は前年同期比373%増加した。「サウナパック」は310%、「サウナスクラブ」は1208%増えた。

こうした動きは、近年広がっている「エブリシングシャワー」の文化とも重なる。普段より長い時間をかけ、頭からつま先まで丁寧にケアするシャワーのスタイルだ。

海外のSNSでは、愛用のヘア・ボディーケア用品を紹介したり、サウナに持っていくものを共有したりするコンテンツが広がっている。棚に並べた愛用品の写真で好みを表現する「シェルフィー」のように、入浴やシャワーに使う製品自体が自己表現の手段にもなっている。

流通業界の関係者は「サウナやあかすりを、ストレスを解消し、自分をケアする時間と考える消費者が増えている」と説明した。「バッグや小分け容器からスクラブ、ヘアケア用品まで、自分なりの習慣を組み立てたいという需要が、関連商品の販売にも影響している」と話した。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News