北朝鮮、潜水艦から2種類の巡航ミサイル試射 朝鮮中央通信
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【10月15日 AFP】北朝鮮は、潜水艦から2種類の巡航ミサイルを試射した。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が15日、報じた。
KCNAによると、ミサイルは14日に日本海に向けて発射され、「周辺国の安全にいかなる悪影響も及ぼさなかった」という。
KCNAによると、今回の試射は「水中戦闘システムの現在の即応態勢を点検する」ことを目的とし、海軍の訓練も兼ねていた。同通信は、試射によって北朝鮮の「戦争抑止手段の高い信頼性と確実性、能力」が示されたとした。
KCNAが公開した写真には、ミサイルが濃い煙を引きながら海中から垂直に飛び出す様子が写っていた。別の写真には、飛翔(ひしょう)体が水中から45度の角度で飛び出す様子が写っているとみられる。
他の画像には、海上を水平に飛行するミサイルや、海面を航行する潜水艦が写っていた。
韓国政府のシンクタンク、韓国統一研究院の研究員である洪珉(ホン・ミン)氏はAFPに対し、潜水艦から二つの異なる角度でミサイルを発射できる能力には「戦術的意義」があると指摘した。二つの発射方法は、それぞれ異なる目的を持つという。
同氏は「垂直発射では、ミサイルが急上昇してから目標に向かって降下できるため、射程が延びる可能性がある」と説明した。
「一方、斜めに発射すれば、ミサイルは発射直後から低空を飛行できるため、ミサイル防衛システムによる探知や迎撃が難しくなる」
潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の運用能力が実証されれば、北朝鮮の兵器戦力は新たな段階に進む。朝鮮半島から遠く離れた海域への展開が可能になり、攻撃を受けた後に反撃する「第二撃能力」を持つことになる。(c)AFP