再発生したネパール土石流、岩石と氷の崩落が原因 災害当局
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【10月15日 AFP】ネパールの災害当局は14日、11日に発生した土石流は岩石と氷の崩落が原因だったと発表した。8月に山体の崩壊によって津波のような水の壁が押し寄せた災害と、類似した現象だという。
8月26日には氷河と岩石の崩落によりラスワ郡で壊滅的な土石流が発生し、1400人以上が死亡、5000人以上が行方不明となった。それから2か月足らずで再び土石流が発生したことで、ネパールの不安定な山岳地形がもたらすリスクへの懸念が改めて高まっている。
今回の土石流では、中部ゴルカ郡で5人が行方不明となり、家屋200軒と橋5本が流された。
当初は地滑りが原因とされていたが、同当局は分析の結果、標高約6000メートルの岩盤がもろい地域で発生した崩落が濁流を引き起こしたと明らかにした。
この調査結果は、ネパールの山岳地域で監視と早期警報システムを強化する必要性を浮き彫りにしている。こうした地域では、山岳の永久凍土が融解するにつれ、突然の崩壊によって壊滅的な濁流が発生する恐れがある。
同当局のダラム・ラジ・ウプレティ局長はAFPに対し、「今回の災害の性質は、ラスワで起きたものと似ている」と語った。
「こうした災害の発生頻度を見れば、山岳地域を監視し、早期警報システムの実効性を高めることが極めて重要になっている」
ウプレティ氏によると、当局は土石流に関する事前の警告を受けており、住民に警戒を呼び掛けることができたため、人的被害を最小限に抑えるのに役立ったという。(c)AFP