中国・重慶都市圏 2030年にGDP約85兆円相当を目指す
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【10月18日 CGTN Japanese】中国西部にある重慶市政府のウェブサイトでは、重慶都市圏建設に関する第15次五カ年計画(2026~2030年)の実施プランが公表されています。2030年までに重慶都市圏の域内総生産(GDP)を3兆6000億元(約85兆600億円)以上、都市人口を2000万人以上とする目標が掲げられています。
通勤圏・産業圏・生活圏・都市圏の一体化に向けた制度・仕組みの4分野を柱として、2030年までに、重慶都市圏内で1時間以内の通勤が可能な人口のカバー率を75%に引き上げ、平均通勤時間と通勤コストを大幅に削減する方針です。また、産業間の連携効率を高め、科学技術と産業の協調的なイノベーションを継続的に強化します。さらに、「重慶製」自動車の都市圏内での部品調達率を70%以上に引き上げる目標も示されています。
公共サービスの分野では、教育・医療・雇用など質の高いサービスを地域間で共同整備し、相互に利用できる体制を構築します。都市部と農村部の住民の1人当たりの可処分所得の比率を2.1対1程度まで縮小するほか、文化・観光・スポーツを組み合わせた消費を促進し、長江上流域の生態系保全を共に進めながら、大気汚染の広域的な共同予防・管理体制を整備します。
都市圏の一体化に向けた制度面では、都市圏を単位として政策の策定するために地域をまたぐ制度面での連携とイノベーションを推進します。市場参入基準や監督管理の統合、政策間の連携強化などを進める方針です。
中国では過去5年間、四川省の省都・成都と重慶を中心とする成渝地区ダブルシティ経済圏の建設が進められてきました。質の高い発展をけん引する重要な成長軸と新たな成長の原動力を融合させることが狙いです。
2025年には成渝地区ダブルシティ経済圏のGDPは9兆536億900万元(約213兆9000億円)で、全国および中国西部地域のGDPに占める割合は、それぞれ6.5%、30.3%でした。うち成都都市圏の経済規模は3兆1310億3000万元(約73兆9000億円)で、重慶都市圏は2兆7620億元(約65兆3000億円)でした。(c)CGTN Japanese/AFPBB News