【10月14日 AFP】南米ペルーの人権団体は13日、学校で女子生徒が短いスカートを着用したり、マニキュアを塗ったりすることや、男子生徒の長髪を禁止する政府の計画を非難した。

法と秩序を掲げて7月に就任した右派のケイコ・フジモリ大統領は、首都リマ郊外の学校を訪問した際、「秩序は街頭だけでなく、学校や教室にも取り戻さなければならない」と述べた。

フジモリ氏は、「手に負えない生徒」を教育制度から永久に排除する措置をはじめ、化粧や髪染め、男子生徒の長髪を禁止するなど、一連の対策を打ち出した。

ホセ・チャン教育相は、マニキュアも禁止するほか、「制服のスカートの適切な丈」についても対処すると述べた。

フジモリ、チャン両氏はまた、教師の許可なく携帯電話を使用することを禁止する計画も発表した。

フジモリ氏は、これらの措置を、教室でのいじめやセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)、暴力を撲滅する計画の一環だと説明した。

だが、女性の権利擁護に取り組む二つの非政府組織(NGO)、「マヌエラ・ラモス運動」と「フローラ・トリスタン・ペルー女性センター」は、この主張を退けた。

両団体は「髪形や化粧といった事柄を規制しても、性的暴行やその他の学校内暴力を防ぐことにはならない」と指摘した。

人権団体「全国人権調整委員会」は、こうした規制を「ポピュリズム的かつ権威主義的だ」と非難した。

政府は規制案を採用する前に、意見公募手続きを実施する方針だ。(c)AFP