【10月14日 AFP】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は13日、最高裁判所が政府に対し、難民キャンプを追われたパレスチナ人住民の帰還に向けた日程を示すよう命じたことを受け、「住民ではなくテロリスト」なので帰還は認めないと表明した。

ネタニヤフ氏は、イスラエルが占領するパレスチナ自治区ヨルダン川西岸にあるトゥルカルム難民キャンプ付近で撮影した動画で、同キャンプを「テロリストの拠点」と呼び、イスラエル軍が「われわれの指示に従って安全を確保した」と称賛した。

さらに「最高裁判所の中に、住民をここに戻すべきだと言っている者がいると聞いた。こいつらは住民ではない。テロリストだ」と述べた。

イスラエル軍が武装勢力の拠点解体を目的とする作戦を開始した2025年1月以降、ヨルダン川西岸北部のジェニン、ヌールシャムス、トゥルカルムの三つの難民キャンプから、パレスチナ人住民数万人が避難を余儀なくされている。

避難したパレスチナ人の大半は、現在も帰還できずにいる。(c)AFP