韓国セブンイレブン、カード・ガチャ販売5万個突破…導入店の売上高31%増
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【10月13日 KOREA WAVE】韓国のコンビニエンスストアが、弁当や日用品を買う場所から、K-POPのフォトカードやキャラクターグッズを集めて楽しむ「遊び場」へと変化している。セブンイレブンでは、カード抽選とガチャの累計販売数が5万個を突破。サービスを導入した一部店舗では売上高が前年同期比31%増加するなど、若者や外国人観光客の集客につながっている。
セブンイレブンが展開するアイドルフォトカード抽選サービス「ポカアイ」と、キャラクターや韓国関連グッズのガチャサービス「アクションプレイゾーン」は、累計販売数が5万個を超えた。
2026年1月に始まったポカアイは、ソウルの3店舗と釜山の広安里、海雲台の計5店舗で展開している。BTSやCORTISなど24組以上のK-POPアーティストのフォトカードを扱う。
2025年11月に導入したアクションプレイゾーンは、ソウル2店舗と大邱1店舗で運営している。韓国の伝統的な帽子や虎、ソウルの地下鉄を題材にしたキーホルダーのほか、「クレヨンしんちゃん」「呪術廻戦」のフィギュアなども販売している。
サービスを導入した店舗では、売上高にも変化が表れている。開業時期の遅い2店舗を除く4店舗の2026年1~9月の売上高は、前年同期比31%増加した。同じ期間の外国人観光客向け売上高は84%増えた。
外国人客はフォトカードやガチャだけでなく、一般商品も購入している。外国人向け売上高では、店内で作るスムージーが全商品中1位となり、バナナ牛乳や交通カード、ブルーベリー入りヨーグルトなども上位に入った。
セブンイレブンは、コンビニが韓国のコンテンツと食を一度に楽しめる観光スポットになりつつあるとみている。弘大や釜山、済州など外国人観光客に人気の地域を中心に、年内にサービスの導入店舗を約20店まで増やす計画だ。
同社は2024年12月から20組以上のK-POPアーティストと協力してアルバムを販売している。ニューウェーブ明洞店にはファン向けの「Whosfan Store」も設けた。無人両替端末やフォトブース、印刷サービス、交通カードのカスタマイズなども導入し、来店目的の多様化を図っている。
同様の動きはほかのコンビニにも広がっている。
GS25は釜山・西面の繁華街にある「西面スター店」を、キャラクターグッズなどが必ず当たる「一番くじ」に特化した店舗として運営している。
同店は1階を通常のコンビニとし、2階には一番くじの端末や大型展示棚7台を設置。限定フィギュアやキャラクターグッズを展示し、買い物とともに楽しめる空間を設けた。
GS25は顧客の反応や運営データを分析し、一般店舗へのサービス展開につなげる方針だ。
業界では、コンビニの競争が品ぞろえや価格だけでなく、店内で楽しめるサービスにも広がっているとみている。
セブンイレブンの商品担当、イ・ヒョンジョン氏は「フォトカードやガチャは、購入だけでなく、欲しい商品を集めて共有する過程も楽しめる」と説明。国内客と外国人観光客の双方が新たな体験を楽しめるよう、地域の顧客特性に合わせてサービスを拡充する考えを示した。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News