ソウルの路線バス、約4台に1台が車齢9年以上…火災車両は更新直前の11年目
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【10月13日 KOREA WAVE】韓国ソウルの路線バスの約4台に1台が、法定の基本使用年限である9年以上にわたり運行されていることが分かった。
最近、市内で火災を起こしたバスも更新を目前に控えた11年目の車両だったことから、老朽車両の安全管理を懸念する声が上がっている。
MONEYTODAYがソウル市の資料を分析したところ、2026年9月時点の路線バス7383台のうち、2015~2017年に導入された車両は1713台で、全体の23.2%を占めた。
延長上限の11年に達する2015年導入の車両も259台あった。
韓国の旅客自動車運輸事業法では、路線バスの基本使用年限は9年と定められている。
一定の条件を満たせば最大2年間延長でき、延長運行する車両は6カ月ごとに臨時検査を受けなければならない。
老朽バスの安全問題が改めて注目されたきっかけは、10月1日にソウル・東大門区で起きた火災だった。
長漢坪駅付近の停留所で路線バスから出火し、乗客が避難した。
この車両は2015年10月に登録され、事故当日は使用開始から満11年となる日の1日前だった。
10月中に廃車し、新しい車両へ更新する予定だったという。
運行会社の関係者は「ソウル市の予算支援や会社の財政事情などから、約2年間延長して運行していた。更新を控えていた」と説明した。
業界では、基本使用年限の9年を迎えてすぐに車両を更新する例は少ないという。
ソウル市バス運送事業組合の関係者は、市から委託を受けて車両更新の承認手続きを進めており、「ほとんどのバスが11年目まで延長運行している」と述べた。
更新時には既存車両を廃車し、同じ番号で新しい車両を運行する。
ソウル市の関係者も「9年で更新するのが最も望ましいが、予算が限られ、法律上も延長が可能なため、11年となった車両を中心に更新している」と説明した。
ただし、今回の火災と車両の老朽化との直接的な関係は確認されていない。
消防当局は複数の可能性を視野に、詳しい原因を調べている。
国立慶国大学のチョン・テホン教授は、一般に10年を過ぎると車両の老朽化が進むとしつつ、製造上の欠陥や維持管理の不備など、火災原因はさまざまだと指摘した。
専門家からは、使用年限の延長に伴う安全検査を、より厳密にするよう求める声も出ている。
大林大学のキム・ピルス教授は、韓国の自動車安全検査は日本などに比べて精密さに欠け、検査に合格したからといって必ず安全とは限らないと述べた。
国や自治体がバス会社の整備・管理を監督することが重要だとし、ソウル市が車両運用計画を事前に提出させるなど、先手を打った対策を求めた。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News