中国の中学生が発明した環境保護装置、国際発明展の中国地区で一等賞
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【10月17日 CGTN Japanese】中国北部の山西省にある太原師範学院附属中学校の2年生、岳政軒さんが発明した環境保護装置の「アメリカミズアブを利用した小型家庭用エコ工場」がこのほど、第78回ドイツ・ニュルンベルク国際発明展(iENAニュルンベルク2026)の中国地区の選考で一等賞を受賞しました。この発明は、生ゴミを発生した場所でそのまま処理し、再利用可能な生物資源に変えるというものです。
岳さんは、太原植物園科学普及実践基地の王鵬先生の指導の下、構想の立案から資料の収集、3Dプリンターによる製作、実験と調整の繰り返しまで、1年以上の歳月をかけて「アメリカミズアブを利用した小型家庭用エコ工場」の試作機を完成させました。この作品は、iENAニュルンベルク2026の中国地区の選考で一等賞を受賞したほか、世界発明大会の中国地区全国大会でも一等賞を受賞しました。これにより、岳さんは10月末にドイツで開催される大会への出場権を手にしました。
注目すべきは、この装置が単なる「虫の飼育箱」ではなく、機械構造、スマート環境制御、生物処理、資源回収を組み合わせた、生物の働きを利用して生ゴミを資源に変える小型システムであることです。装置全体は上から下まで五つの機能層に分かれており、生ゴミの分別や、アメリカミズアブの幼虫による生ゴミの分解・資源化、残りかすや浸出液の回収などを行うことができます。また、装置全体が制御装置によって一元的に連動・管理されています。
この装置は、ゴミを「まとめて収集し、集中的に処理する」という従来の方式から脱却し、今後の新たな地域コミュニティーづくりに新しい発想をもたらすものです。岳さんは10月末、改良を加えた第2世代の装置を携えてドイツで開催される大会に出場する予定です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News