ソウル市冠岳区のソウル大学冠岳キャンパス正門(c)NEWSIS
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【10月12日 KOREA WAVE】ソウル大学で、2021年から2026年までの6年間に28件のハッキング被害が発生し、教職員や学生など1132人の個人情報が流出したことが分かった。

大学が韓国与党「共に民主党」のペク・スンア議員に提出した資料によると、被害件数は2021年が8件、2022年が10件、2023年が0件、2024年が1件、2025年が5件、2026年が4件だった。被害は主に学科や研究室、研究所などで発生した。ウェブサイトの脆弱性を利用した侵入、マルウェアへの感染、ネットワーク接続型の記憶装置(NAS)への不正アクセスなどが主な手口だった。

実際に個人情報が流出した事故は2件で、計1132人が被害を受けた。最大の流出は2021年に起きた。外部の攻撃者が大学サイトの脆弱性を利用してシステムへ侵入し、1130人の氏名、メールアドレス、学内ポータルのID、所属、在職情報などが流出した。

2026年も攻撃は続いている。確認された4件には、サイトへのウェブシェルのアップロード、DDoS(分散型サービス妨害)攻撃によるウェブサービスの障害、ワードプレスの脆弱性を悪用した攻撃などが含まれる。

大学がセキュリティー監視で検知・遮断した外部からのハッキングの試みも、6年間で4230件に上った。年別では2021年が912件、2022年が691件、2023年が903件、2024年が561件、2025年が575件、2026年が588件で、毎年数百件の攻撃の試みが続いている。

一方、大学は個人情報流出に関連し、捜査機関へ別途捜査を依頼したことはないと明らかにした。提出資料では、被害発生時にログを分析して攻撃に使われたIPアドレスを特定・遮断し、被害システムを隔離して復旧したと説明した。ただ、攻撃者は特定できていないという。

大学は、サーバーのセキュリティー点検やウェブサービスの脆弱性点検の自動化を導入し、教育省や国家情報院などとの協力・情報共有体制を強化しているとしている。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News