ノーベル文学賞アン・カーソン、韓国で作品販売203.9倍…「赤の自伝」が首位
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【10月12日 KOREA WAVE】2026年のノーベル文学賞を受賞したカナダの作家アン・カーソン(76)の作品が、韓国の書店で売れ行きを伸ばしている。代表作「赤の自伝」がベストセラー首位に立ち、女性と30~40代の読者が購入をけん引した。
教保文庫によると、受賞者が発表された10月8日午後8時から11日午前9時までのカーソン作品の販売量は、発表前の平均の203.9倍に増えた。最も売れたのは小説「赤の自伝」だった。突然亡くなった兄を追悼して書いた「ノックス」が2位、カーソンに女性初のT・S・エリオット賞をもたらした「夫の美」が3位となった。
受賞発表直後から読者の関心は販売量に表れていた。教保文庫が9日午前9時時点で集計した販売量は受賞前の138.1倍だったが、11日の集計では増加幅がさらに広がった。
オンライン書店イエス24でも同様の動きが見られた。8日午後8時から9日午前8時までの12時間で、カーソン作品の販売量は前日の184倍に増え、「赤の自伝」は367倍となった。受賞発表後のイエス24のリアルタイムベストセラーでは、「赤の自伝」が1位に浮上した。「夫の美」は5位、「エロス、甘くほろ苦い」は7位、「ノックス」は12位、「短い話」は13位に入った。
教保文庫が11日に公表した購入者分析では、女性が73.5%を占め、男性の26.5%を大きく上回った。年齢別では40代が28.6%で最も多く、30代23.2%、50代19.4%、20代15.5%、60代以上12.6%、20歳未満0.8%の順だった。30~40代を合わせると51.8%となり、購入者の半数を超えた。
性別と年齢を組み合わせると、40代女性が全体の22.6%で最大の割合を占めた。続いて30代女性18.4%、50代女性14.0%、20代女性11.0%だった。
カーソンは詩人であり、古典学者、翻訳家、エッセイストでもある。古代と現代の文学、詩と散文、創作と批評、翻訳の境界を行き来し、独自の文学世界を築いてきた。スウェーデン・アカデミーは8日、カーソンを2026年のノーベル文学賞受賞者として発表した。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News