韓国・尹錫悦前大統領への差し入れ金、1年で19億5000万ウォン…国会で制度見直し要求
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【10月12日 KOREA WAVE】韓国のソウル拘置所に収容されているユン・ソンニョル(尹錫悦)前大統領に、1年間で19億5000万ウォン(約2億1450万円)の差し入れ金が送られていたことが分かった。妻キム・ゴニ(金建希)氏にも2億4000万ウォン(約2640万円)が入金されていたという。
与党「共に民主党」のイ・ソンユン議員は10月8日、国会法制司法委員会による法務省への国政監査で金額を明らかにし、ユン・ソンニョル氏への入金額は「大統領の年俸の8倍」と指摘した。
差し入れ金は、拘置所や刑務所が収容者に代わって保管・管理する金銭で、入所時の所持金や家族・知人からの送金などが含まれる。収容者は施設内で認められた食品や日用品を購入でき、出所時には残額が返還される。
イ・ソンユン氏は「入金も問題だが、出金への対応も問題だ」と述べた。刑務官不足が指摘される中、職員が収容者の個人秘書のように使われていると批判した。
また、国会内には贈与税を課すべきだとの意見が多いとして、課税を含む制度整備を求めた。
「祖国革新党」のパク・ウンジョン議員は、ユン・ソンニョル氏夫妻だけでなく、キム・ヒョンテ元第707特殊任務団長にも、ユーチューブを介して1日200万ウォン(約22万円)が送られていると指摘した。
パク・ウンジョン氏によると、法務省の保管金品管理指針では、差し入れ金の保管上限は400万ウォン(約44万円)に定められている。そのため、上限を超えた金銭を別口座へ移せる仕組みとなっており、「収容施設が毎日、別口座へ送金しているようだ」と述べた。
さらに、矯正や健全な社会復帰を妨げる恐れがある場合には許可しないことも可能だとして、施行令や指針を改め、限度額を設けて出金を制限すべきだと主張した。
キム・ゴニ氏については、10月30日に勾留期限を迎え、釈放されるかどうかが取り沙汰されているとして、「出所後にユン・ソンニョル氏への差し入れ金を使う可能性もある」と述べた。
イ・ジンス法相代行は「下位法令の改正だけでは限界があると判断している」と説明。国会が根拠規定を整備すれば、それに基づく措置を取れるよう、法務省も積極的に案を検討すると答えた。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News