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【10月11日 KOREA WAVE】韓国の大学修学能力試験(修能)に記述・論述式評価を導入するには、生徒が学校で十分に準備できるよう、授業と評価方法を先に変える必要があるとの提言が出た。学校の準備が整わないまま試験方式だけを変更すれば、塾など学校外教育への依存が強まる恐れがあるという。

10月8日、国会議員会館で開かれた「記述・論述式評価の拡大策を探る国会討論会」では、学校での評価と大学入試を連携させるための教員支援などが議論された。カン・ドゥック、キム・ムンス両議員と教育政策デザイン研究所、市民団体「私教育の心配のない世の中」などが共同主催した。

ソウル市教育庁のキム・ジヨン奨学官は「学校の授業が変わり、生徒が十分に練習できなければ、記述・論述式の修能は新たな学校外教育への懸念を生む」と指摘した。

記述・論述式評価を学校に定着させるには、まず教員の問題設計能力を高める必要があるという。文章で答える形式でも、暗記した内容をそのまま再現する問題では、評価の趣旨を十分に生かせないためだ。

韓国教育課程評価院のパク・チョンイム博士も、採点技術より問題設計が先だと強調した。知識を確認する問題と、根拠を分析して自分の主張を展開する問題では、求められる思考力が異なり、採点方法も変える必要がある。「まず問題を設計し、そこから検討を始めるのが現実的だ」と述べた。

評価結果への苦情対応が、教員を記述・論述式評価に消極的にさせるとの懸念も出た。キム・ジヨン氏は、採点の根拠を説明する自信がなければ、苦情への不安が強まると指摘。「最初から共同で問題を設計し、採点基準表を明確にすべきだ」とし、共同での検討と採点によって、個々の教員の負担を減らす必要があると説明した。

AIは採点を補助し、最終判断は教員が担うべきだという点でも意見が一致した。

キム・ジヨン氏は「AIが先に採点すると、人がその採点結果に引きずられる偏りが生じる」と指摘。授業の内容や学習目標に照らし、教員が先に採点基準を確認する必要があると強調した。

エデュリフトのチョン・ソンユン副代表は、学校での評価でAIによる採点補助を検証した後、修能へ段階的に適用する案を示した。「AIが一次採点と検証を担い、教員が判断して確定する仕組みにすべきだ」と述べ、それを支える教員の評価能力の向上も求めた。

キム・ジヨン氏も「修能を記述・論述式へ移行するためには、学校内でその評価が適切に機能していなければならない。最も重要なのは教員の能力を高めることだ」と強調した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News