ノーベル平和賞受賞のピレイ氏、ICCへの制裁は「前代未聞で、容認できない」
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【10月11日 AFP】2026年のノーベル平和賞に選ばれたナビ・ピレイ元国連人権高等弁務官は10日、米国が国際刑事裁判所(ICC)に対して発表した制裁について、「前代未聞で、容認できない」と非難した。
ピレイ氏は、ノルウェーの首都オスロにあるノーベル平和センターで開かれたイベントにドイツ・ニュルンベルクからオンラインで参加し、「国際裁判所、特にオランダ・ハーグにあるICCの存続をめぐり、大きな緊張と不安が広がっている」と述べ、「脅威を感じている職員が何百人もいる」と懸念を示した。
さらに、「何よりも重要なのは、ある国が裁判官に対し、司法判断を下したというだけの理由で制裁を発表したことだ。これは前代未聞で、容認できない」と述べた。
ノルウェー・ノーベル委員会は9日、かつてICCの判事を務めたピレイ氏を今年のノーベル平和賞受賞者に選出した。長らく自身の受賞を望んできたドナルド・トランプ大統領率いる米国と、同盟国イスラエルは、ピレイ氏の受賞を非難している。
受賞発表から数時間後、米国はICCに対する新たな制裁を発表。ICC加盟国や国連から直ちに非難の声が上がった。(c)AFP