浴室の扉も夜の爪切りも駄目…韓国・暮らしの隅々まで迷信に縛られる妻の訴え
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【10月11日 KOREA WAVE】迷信を強く信じる夫との生活に疲れているという韓国の30代女性のエピソードが伝えられた。
JTBC「事件班長」で紹介された女性によると、夫はベッドの向きから爪を切る時間、夜のごみ出しまで、生活のあらゆる場面で迷信を気にしているという。
女性は紹介で知り合った夫と結婚して1年目。夫は初対面の時から女性に生まれた時間を尋ね、スマートフォンで2人の相性を確認した。また、自分が着ていたシャツを指して「以前このシャツを着た時に良いことがあったので、今日も着てきた」と話していた。
夫は幼い頃から「悪いことは避けなければならない」と聞かされて育ち、気になることがあると、できるだけ避けるようにしてきたという。女性は当初、そんな夫を風変わりでかわいらしいと受け止めていた。
交際中、女性が靴擦れを起こした際、夫はサンダルを買いに行ったものの、ばんそうこうを買って戻ってきた。「サンダルをプレゼントすると相手が逃げてしまう」という迷信を信じていたためだった。当時は笑って済ませたが、結婚後は状況が変わった。
夫は結婚式と新居への引っ越しの日をいずれも「縁起の良い日」に決めた。家具を入れた後も、ベッドの頭の向きが良くないとして何度も配置を変えた。その結果、クローゼットの扉が半分しか開かなくなったが、夫は「気持ちは楽だ」と話したという。
日常生活でも、女性がシャワー後に湿気を逃がすため浴室の扉を開けておくと、夫は「扉を開けておくとお金が出ていく」と閉めた。夜に爪を切ろうとすると、それも止められた。行動のたびに時間や方角を気にする生活が続き、女性は次第に疲れを感じるようになった。
決定的な対立は「割れた鏡」だった。夫が鏡を落として割った際、女性は夫が普段から「夜にごみを捨てると福が逃げる」と話していたことを思い出し、破片を新聞紙で包んで玄関付近に置いた。
ところが夫は割れた鏡が気になり、よく眠れなかったという。「こんなことなら昨夜捨てればよかった」と不満を漏らしたため、女性が「あなたが夜に捨ててはいけないと言ったでしょう」と返すと、夫は逆に「なぜ割れた鏡を家の中に置いたのか」と女性を責め、口論になった。
女性は夫を説得してもらおうと義母に助けを求めた。しかし、義母も迷信を重視する人だった。義母はヒマワリの絵や干したスケトウダラなどを持ってきて玄関や寝室に置き、包丁立ての向きまで指定。「こちらに置くと夫婦が大げんかすることがある」と助言したという。
夫を止めてもらうつもりが、家の中には迷信にまつわる物がさらに増える結果となった。
韓国オープンサイバー大学のパク・サンヒ教授(相談心理学)は「夫自身が迷信を信じるのは構わないが、妻にまで強要し、共同生活に不便を生じさせてはいけない」と指摘。「この問題が改善されなければ、夫婦間の対立につながらざるを得ない」と話した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News