建国大学のキャンパス内にあるコンビニ「CU」で買い物をする大学生=BGFリテール提供(c)MONEYTODAY
建国大学のキャンパス内にあるコンビニ「CU」で買い物をする大学生=BGFリテール提供(c)MONEYTODAY

【10月10日 KOREA WAVE】韓国の大学キャンパス内にあるコンビニが、Z世代の消費傾向を映し出す場所として注目されている。手ごろな価格の簡便食だけでなく、流行のグッズなども一般店舗を大きく上回る売れ行きを見せているためだ。

流通業界によると、GS25、CU、セブンイレブン、イーマート24の主要コンビニ4社では、大学内店舗の簡便食の1日平均売り上げが一般店舗の2倍から最大約10倍に達している。ソウル市内のある大学に入るGS25では、学期中に1日平均200個の弁当が売れているという。

弁当以外の食品も好調だ。大学内店舗ではラーメンなど麺類の売り上げが一般店舗の2倍以上となり、パンやサラダ、カットフルーツも2~3倍の販売量を記録している。

エナジードリンクは普段から安定して売れているが、試験期間になると売り上げ上位2位以内に入るほど需要が高まる。

食品だけでなく、若者の間で流行する商品も人気だ。キーホルダーやキーキャップグッズ、「ワップボール」などは、GS25の大学内店舗で1日平均売り上げが一般店舗の約17倍に上る。

セブンイレブンの大学内店舗でも、カダイフ入りのもちもちチョコボールや韓国プロ野球(KBO)のコレクションカードが、一般店舗の約2.5倍以上売れている。

こうした傾向は美容関連商品にも表れている。Kビューティーへの関心が高まる中、大学内コンビニでは美容・衣料品の売り上げが一般店舗の3~10倍となっている。

業界では、こうした販売実績がZ世代の価格への敏感さと流行への高い関心を同時に示していると分析している。

物価高が続き、大学の学生食堂でも食事代が7000ウォン(約700円)近くに達する中、4000ウォン(約400円)台で1食を済ませられるコンビニの簡便食が代替手段として浮上している。一方、流行のグッズや美容商品など、食品以外の商品には高い需要がみられる。

業界関係者は「大学生は本格的に経済活動を始める前の人が多く、価格に敏感でコストパフォーマンスの高い商品を好む」と説明。「流行にも敏感なため、大学のコンビニは若い消費者のトレンドを示すバロメーターとみることができる」と話した。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News