AI生成画像(c)MONEYTODAY
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【10月10日 KOREA WAVE】韓国の女性政治家に対するインターネット上の批判では、男性政治家に比べて性別や外見、性別役割を絡めた攻撃が目立つことが、4万件を超えるコメントの分析で分かった。

MONEYTODAYの政治ニュース部門「the300」と韓国女性議政は、オクソポリティクスに依頼し、2026年5月1日から7月31日までの92日間にユーチューブの政治コンテンツに投稿された4万4656件のコメントを人工知能(AI)で分析した。

男女の国会議員8組を比較すると、人格攻撃を含むコメントの割合は男性67.2%、女性58.4%で、男性の方が高かった。一方、人格攻撃に性別に関する表現が含まれた割合は、女性議員が男性議員の5.3倍だった。女性記者でも男性記者の2.8倍となった。

女性議員1万3507件の関連コメントを含む分析では、「あの女」など性別で呼ぶコメントの割合は女性議員が8.48%、男性議員が1.23%で、女性が6.9倍だった。女性議員では約12件に1件が性別を示す表現を含んでいたのに対し、男性議員では約81件に1件だった。

性別を絡めた攻撃では、女性に「家に帰って子どもの面倒でも見ろ」など、家庭や育児を担うべきだとする表現がみられた。男性にも「男らしく話せ」といった表現はあったが、女性の場合は公的な場そのものから排除する意味合いの言葉が目立った。

外見を巡る評価にも差が表れた。男性議員8人への外見や声を褒めるコメントは3件だったのに対し、女性議員8人では52件。「かわいいから大目に見る」「顔を見て投票した」など、政策や発言ではなく容姿を評価基準とする内容も確認された。

外見を直接評価したコメントは女性議員60件、男性議員10件だった。外見への嫌悪や拒否を示す内容も女性52件に対し、男性11件だった。

性別を強く絡めた806件のコメントを書いたユーザーは783人で、2件以上投稿したのは20人だけだった。少数の特定ユーザーが大量投稿したのではなく、多数の利用者がそれぞれ性差別的な表現を書き込んでいた形だ。

オクソポリティクスは、性別で呼ぶこと自体は罵倒ではないものの、「働く人を仕事ではなく性別で分類する最初の段階という点で意味がある」と分析。特定アカウントへの制裁だけでは解消しにくい、広く浸透した言語習慣だと指摘した。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News