メディキューブの米ニューヨークのポップアップストア=APR提供(c)news1
メディキューブの米ニューヨークのポップアップストア=APR提供(c)news1

【10月09日 KOREA WAVE】スマートフォンを下取りに出して最新機種を割引価格で購入する仕組みが、韓国の家庭用美容機器市場にも広がっている。

美容機器の世界累計販売台数が600万台を超えたAPRは、既存製品を下取りに出すと新製品を割引するプログラムを展開し、新規顧客の獲得に加え、既存利用者の買い替え需要も取り込もうとしている。

業界によると、APRの美容ブランド「メディキューブAGE-R」は、既存の美容機器を下取りに出すと最新製品「ブースタープロX2」を割引する下取り販売を実施している。

従来の「ブースタープロ」第1世代を下取りに出す場合は27.9%、それ以外の自社製品や他社の美容機器では13.9%を割り引く。他社製品や故障した機器も対象で、回収時の送料はメディキューブが負担する。

APRが美容機器の下取り販売を初めて導入したのは2023年10月。AGE-R初の自社生産モデル「ブースタープロ」の発売に合わせ、従来のAGE-R製品や他社製品の利用者が新製品を購入しやすくするため導入した。

最近は既存製品の上位モデルが相次いで登場していることから、旧モデル利用者の買い替えも主要なターゲットとしている。

AGE-Rの美容機器は2026年1月に世界累計販売600万台を突破した。2025年9月に500万台を超えてから約4カ月で100万台を上積みし、累計販売のうち海外が60%以上を占める。

2026年3月に発売された「ブースタープロX2」は、従来モデルから約2年半ぶりとなる次世代モデル。機器のヘッドを二つの領域に分け、異なるケア機能を同時に使える「デュアルモード」のほか、フェイスマスクの使用をサポートする「マスクモード」、利用者の肌の悩みや使用パターンを分析して適切なケア方法を提案する人工知能(AI)モードなどを搭載した。

下取り販売は、自社製品利用者の再購入だけでなく、他社製品からの乗り換えを促す手段にもなっている。APRは回収した機器を分解し、社内マニュアルに従って処理している。ただし、自社製品かどうかや機器の種類によって処理方法は異なり、具体的なリサイクル・廃棄方法は公表していない。

APR関係者は「既存のAGE-R製品や他社の美容機器を利用している顧客のうち、新製品の購入を希望する人のために下取り販売を導入した」と説明。旧モデル利用者の買い替え需要に応えるため、プログラムを運営しているとした。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News