【10月9日 AFP】米大リーグ機構(MLB)は8日、レギュラーシーズンの試合数を162試合から154試合に削減し、プレーオフで上位シードのチームが対戦相手を選択できるようにする案を提示した。この案にはまた、ポストシーズンの地区シリーズを5戦3勝制から7戦4勝制に拡大することも含まれている。

MLBは声明で「レギュラーシーズンの154試合制への変更、ディビジョンシリーズの7戦制化、さらにワイルドカードおよびディビジョンシリーズでの対戦相手選択制度を提案した」と発表した。

リーグ側は、レギュラーシーズンを短縮することで週1回の定期的な休養日を設けることが可能になり、選手の健康管理に役立つと説明。また、ポストシーズンでの休養日を増やして十分な休息を確保するとともに、昼間の試合を減らしてプライムタイムの試合を増やす方針も示した。

今回の提案は、給与制限を巡る対立の懸念が高まり、今後数か月以内に球団オーナー側によるロックアウトや選手側によるストライキが懸念される中で出された。

現行の労使協定は12月までに失効し、改定交渉が行われる予定となっている。

球団オーナー側は、球団間の甚大な年俸格差がリーグの競争力を損なっていると主張し、サラリーキャップと最低年俸基準の導入を促している。

これに対し選手会は、球団側が支払う総額を減らすいかなる動きにも反対しており、オーナー側が単に経費削減を狙っているだけだと非難している。

シード上位球団による地区シリーズでの対戦相手選択制度は来季から、レギュラーシーズンの短縮および地区シリーズの拡大案については、いずれも2029年からの開始が提案されている。(c)AFP