【10月9日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は8日、人工知能(AI)に代わる呼称として自身が普及を図っている「スーパーインテリジェンス」(超知能、SI)という用語を使わない者を「敵」とみなすと表明した。ただし、具体的にどのような措置を取るかは明らかにしなかった。

トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、「超知能」という用語は人工知能よりも正確で広く受け入れられていると主張し、「ホワイトハウスは『超知能』ではなく『人工知能』という用語を使う者をすべて『敵』とみなす!」と述べた。

トランプ氏は9月下旬、「超知能」という用語の使用を政府機関に義務付ける大統領令に署名した。

この義務は民間には課されていないが、マーク・ザッカーバーグ氏率いる米IT大手メタなど、すでにこの用語を採用している企業もある。

トランプ氏の盟友イーロン・マスク氏も、自身が所有するX(旧ツイッター)への投稿で「超知能」という用語を使用している。

この用語を巡る議論は、主に政治的なものだ。AIの活用を強く擁護してきたトランプ氏は、AIの安全性に対する懸念が高まり、米国内でデータセンターの急増に反発が広がる中、AIに対する肯定的なイメージを広めようとしている。

トランプ氏は名称の変更やあだ名を付けることを好み、メキシコ湾を「アメリカ湾」、オンタリオ湖を「アメリカ湖」に改称している。(c)AFP