北朝鮮とロシア、アムールトラとアムールヒョウの共同研究へ…北朝鮮代表団が沿海地方訪問
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【10月09日 KOREA WAVE】ロシアと北朝鮮が、ロシア極東の沿海地方や両国国境周辺に生息するアムールヒョウとアムールトラの共同研究や保護活動で協力を拡大する見通しとなった。
ロシア通信などによると、沿海地方を訪れた北朝鮮国土環境保護省の代表団は、ロシア天然資源環境省の専門家らと会い、アムールヒョウとアムールトラを共同で研究、保護する方策について協議した。
北朝鮮代表団は最近、豆満江を挟んで北朝鮮と接する沿海地方ハサン地区を3日間訪問。野生動物の生息地として知られる「ヒョウの大地」国立公園や「ケドロバヤ・パジ」自然保護区などを視察した。
北朝鮮国土環境保護省環境保護局のキム・グァンホ課長はロシア側との協議で、「北朝鮮でも大型ネコ科動物の痕跡をすでに確認している」と説明。「アムールヒョウとアムールトラを研究、保護してきたロシアの経験に関心があり、この分野でロシア側との協力を発展させる計画だ」と述べた。
北朝鮮の専門家は、ロシアが使用する無人カメラや個体を識別する方法にも関心を示した。北朝鮮領内にアムールヒョウやアムールトラが生息しているかを調べることにも意欲を示し、双方は共同研究プログラムを進める可能性について協議した。
「ヒョウの大地」国立公園のビクトル・バルデュク所長も「北朝鮮との対話が重要な段階に入っている。野生動物は国境を知らないため、国境に近い北朝鮮の森林にヒョウやトラがどの程度生息しているのか、一緒に把握する必要がある」と述べた。
アムールヒョウは、世界で最も希少な大型ネコ科動物の一つ。主にロシア沿海地方南西部とロシア国境に近い中国の一部地域に生息し、北朝鮮との国境付近でも個体が確認されたことがある。主要な生息地は「ヒョウの大地」国立公園となっている。
アムールトラは韓国で「白頭山トラ」や「シベリアトラ」と呼ばれる。野生個体は主にロシアの沿海地方やハバロフスク地方、中国東北部に生息しており、北朝鮮北部の森林にも一部が生息している可能性が指摘されている。
今回の北朝鮮代表団のロシア訪問は、ロシア天然資源環境省の主催で実施された。ロシアと北朝鮮の政府間貿易・経済・科学技術協力委員会傘下の環境保護分科委員会第2回会議に向けた準備の一環とされる。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News