KTなどの企業連合が展示した通信障害の診断装置(c)KOREA WAVE
KTなどの企業連合が展示した通信障害の診断装置(c)KOREA WAVE

【10月09日 KOREA WAVE】韓国のKTとSKブロードバンドの各企業連合は、ソウルで10月6~8日開催の展示会「AIフェスタ26」で、人工知能(AI)を活用した通信障害の予測技術などを公開した。障害発生後の対応にとどまらず、異常の兆候を捉えて通信停止を防ぐ狙いだ。

メガ・ニュース(MEGA News)のホン・ジフ記者の取材によると、KTの企業連合は、通信信号の変化を監視し、異常を検知するAI診断装置を出展した。専用の命令を入力しなくても、日常の言葉で質問すると対処法を示す。出展企業の担当者によると、従来は数時間かかった故障原因の特定を数分に短縮できるという。

光回線を2系統にし、片方が切れた際にもう一方へ自動で切り替える装置も披露した。光モジュール1個で対応でき、機器の追加を抑え、通信事業者の運用時間や費用を削減できるとしている。

SKブロードバンドの企業連合は、光信号の強さの変化などから、一時的な異常か、障害の前兆かを分析して管理者に知らせるシステムを紹介した。外部クラウドを使わず、社内の閉じたネットワークに構築できる。1分当たり約300台の機器を管理できるという。

ウィズコアの企業連合は、人型ロボットによる製造設備の復旧や立ち入り制限区域の監視を想定した実証事業を紹介した。演算処理をネットワーク側に分散させ、ロボットの処理負荷や電池消費を抑える構想だ。現在はロボットを学習させる段階で、製造現場での実証を控えている。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News