韓国「ヌリ号」搭載の超小型衛星5基、すべて初交信に成功…初期運用へ
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【10月08日 KOREA WAVE】韓国の国産ロケット「ヌリ号」で打ち上げられた超小型衛星5基すべてが、地上局との初交信に成功した。宇宙航空庁と韓国科学技術院(KAIST)は、全機が目標軌道に到達し、打ち上げが成功したと判断。本格的な初期運用に着手した。
宇宙航空庁などによると、7日のヌリ号の5回目の打ち上げで主衛星として搭載された超小型衛星「ネオンサット」の2~6号機は、南極の世宗基地とノルウェーのスバールバルにある地上局で、順次初交信を終えた。
最初に交信に成功したのは6号機で、午後1時8分に世宗基地の地上局と通信した。続いて4号機が午後2時42分に世宗基地、3号機が午後3時27分にスバールバルの地上局と初交信した。2号機は午後4時18分、最後の5号機は午後5時52分に、それぞれ世宗基地との交信に成功した。
地上局では全5基の固有識別情報と遠隔計測データを受信し、地上からの指令に正常に応答することを確認した。太陽電池パネルの展開や発電、温度、姿勢など、衛星の基本的な状態も全般的に良好だった。
今後は各機の衛星本体、光学観測機器、通信・姿勢制御システムの状態を点検し、試験画像の撮影と受信を進める。軌道上での試験と画像の品質確認を経て、既存の衛星と連携した衛星群による地球観測任務に投入する計画だ。
開発は宇宙航空庁の支援の下、KAISTの人工衛星研究所が統括し、韓国航空宇宙研究院や衛星開発企業サトレックアイなど、韓国の産学研が参加している。衛星本体に加え、複数の衛星を管制し、データを受信する地上システムや、画像の検証・補正・活用システムも開発している。
韓国の国家衛星で、同じ任務を担う量産衛星5基を同時に打ち上げ、すべてとの交信に成功したのは今回が初めてだ。複数の衛星の軌道を識別し、限られた地上局との通信時間内に各機との交信と状態確認を済ませたことで、衛星群の運用能力を確認できた点にも意義がある。
宇宙航空庁のオ・テソク庁長は「国家衛星5基を同時に打ち上げ、すべてとの初期交信に成功したことで、韓国の衛星量産と衛星群の運用能力を確認した」と述べた。さらに「今後の初期運用と性能検証も着実に進め、国家安全保障や災害対応に実際に活用していく」と強調した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News