日本、中国に申し入れ「一国の指導者に敬意払うのは当然」 高市首相呼び捨て問題
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【10月8日 AFP】中国外務省の郭嘉昆副報道局長が記者会見で高市早苗首相を肩書を付けずに「高市早苗」と呼び捨てにした問題で、日本政府は7日、中国側に申し入れ、「立場の違いがあっても、一国の指導者にしかるべき敬意を払うのは、国際儀礼上当然のことだ」と伝えたと明らかにした。
日中関係は、高市氏が昨年11月7日の衆院予算委員会で、台湾有事をめぐって日本が集団的自衛権を行使できる「存立危機事態」に該当する具体例を問われ、「戦艦を使って武力の行使も伴うものであれば、どう考えても存立危機事態になりうるケースだと私は考える」と答弁して以来、さらに冷え込んでいる。
郭氏は9月30日の記者会見で、小泉進次郎防衛相が核兵器や原子力潜水艦の保有に関する議論を排除すべきではないとの考えを示したことに関する質問に答えた際、高市氏を呼び捨てにした。
北村俊博外務報道官は定例記者会見で「立場の違いがあっても、一国の指導者にしかるべき敬意を払うのは、国際儀礼上当然のことだ」と言及。「こうした立場は中国に対してもしかるべく申し入れを行っている」と述べた。
高市氏は最近の所信表明演説で、中国を「重要な隣国」と位置付け、両国の間に安定した関係を構築する考えを示した。(c)AFP