国会文化体育観光委員会の国政監査に証人として出席する大衆文化交流委員会のパク・ジニョン共同委員長=7日、ソウル・汝矣島(c)news1
国会文化体育観光委員会の国政監査に証人として出席する大衆文化交流委員会のパク・ジニョン共同委員長=7日、ソウル・汝矣島(c)news1

【10月08日 KOREA WAVE】韓国国会の国政監査2日目となった7日、1974年のユク・ヨンス(陸英修)氏銃撃事件を題材にした映画「暗殺者(たち)」をめぐり、与野党が対立した。国際K-POP祭典「FANOMENON」の契約書公開でも紛糾し、監査が一時中断した。

教育委員会では、野党「国民の力」のチョン・ソングク議員が、映画は「三流の陰謀論を下敷きにしている」と批判。チェ・ギョジン教育相に、団体鑑賞への関与を求めた。祖国革新党のカン・ギョンスク議員は「国会は映画検閲委員会ではない」と反発し、国民の力がシンガポール映画祭に開幕作品選定の撤回を求めたことも取り上げた。チョン氏は謝罪を要求した。

与党「共に民主党」のコ・ミンジョン議員も「頭の中まで検閲するように感じる」とし、芸術への事前検閲に発展させてはならないと強調した。大学入試の出願システム障害への批判も出た。文化体育観光委員会では、国民の力がホ・ジノ監督らの出席を要求。キム・スンス議員は「制作経緯や悪意ある編集の意図を知りたい国民が多い」と述べた。

共に民主党のチェ・ミニ議員は「思想を検閲する場ではない」と反対。同党のイ・ジェジョン委員長も、映画の内容を点検するために創作者を国会に呼ぶことは認められないとした。

同委員会では、大統領直属の大衆文化交流委員会とJYPエンターテインメントが結んだ「FANOMENON」の商標権・権利譲渡契約も争点となった。共同委員長はチェ・フィヨン文化体育観光相と、JYPの代表プロデューサー、パク・ジニョン氏が務める。

国民の力のペ・ヒョンジン議員は、JYPが商標権を政府に移転しなくても契約違反にならない点などを問題視し、契約書の一部を画面に表示した。

与党は非公開資料の入手経緯を追及し、激しい応酬で監査が中断。野党側は「問うべきは公開した人物ではなく、政府がなぜこの契約を結んだかだ」と抗議した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News